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電波新聞拾い読み 2015年1月27日

14年白モノ家電国内出荷 前年比0.9%減2兆2685億円

 日本電機工業会(JEMA)は26日、14年(1-12月)の白モノ家電の国内出荷金額が2兆2685億円と前年比0.9%減になったと発表した。消費増税後の反動や夏の台風、天候不順の影響により2年ぶりのマイナスだが、過去10年では13年に次ぐ高い出荷水準を維持している。
 製品出荷は、エアコンが前年比5.7%減の850万台と5年ぶりに減少した。
 冷蔵庫は414万2000台と前年比5.8%減ったが、401リットル以上の大型タイプが貢献するなどで金額では3年連続のプラスとなった。
 洗濯機は472万2000台と前年比1%減で、洗濯乾燥機の台数構成は約3割で推移。
 掃除機は前年比3%減の522万4000台となり2年ぶりのマイナス。「サイクロン他」の台数構成は前年の55.2%から56.3%に上がった。
 電子レンジは前年比0.1%増の308万7000台と、3年ぶりのプラス。本格調理やヘルシー志向に対応したオーブンレンジが市場で定着し、構成比は全体の約8割を占めた。
 炊飯器は前年比0.1%増の576万5000台と4年ぶりのプラス。IH式の台数構成比は約7割で推移した。


中国の14年携帯電話加入 5698万増、12億8600万人

 中国工業・情報化部が発表した「14年中国通信サービス業界レポート」によると、14年中国の携帯電話加入者は5698万人増の12億8600万人に達し、普及率は前年比3.7ポイント増の94.5%となった。一方の固定電話の加入者は同1755万世帯減の2億4500万世帯で、普及率も18.3%まで下がった。
 携帯電話利用者の内訳は、2G加入者が1億2400万人減り、減少幅は昨年の2.4倍。3G加入者は8364万人増えて4億8526万人。昨年サービスを開始した4Gの利用者は9728万人に達した。
 また、政府推進の独自技術による3G方式(TD-SCDMA)と4G方式(TD-LTE)の加入者は合わせて1億4300万人、13年末より4000万人増えた。


イメーション スマホ周辺機器を拡充

 イメーションは、主力の記録メディア分野でモバイルに特化したストレージ(外部記憶装置)の展開を本格化する。
 スマホ内のデータの共有や伝送などを効率よく行える仕組みを実現する製品群を増やしていく計画で、新ブランド「LINK」シリーズとして展開する。
 昨年末から第一弾としてアイフォーンの高速データ転送と保存ができるバッテリ搭載のドライブ「LINK Power Drive(リンク・パワードライブ)」を発売した。
 本体にはストレージだけでなくバッテリも内蔵。100MBの動画であれば約12秒で転送が終わるため、写真や動画などの大容量データを簡単に素早く転送してアイフォーンの空き領域を増やせる。ドライブの中に保存した動画などのコンテンツは、アイフォーンに移動させずにストリーミング再生もできるようになる。
 バッテリとストレージを搭載したことでアイフォーンの課題だった外部ストレージの利用が簡単にできるようになるだけでなく、バッテリの充電もできることから引き合いも堅調に推移しているという。
 今年はアイフォーン対応に加え、アンドロイドOS対応モデルやホームサーバーも発売する予定で、ストレージをネットワークでつなぐことでリンクシリーズを介して情報共有の仕組みを構築できるようにしていく。


オーディオ各社 ハイレゾオーディオ普及促進

 主要オーディオメーカー各社はCDより高音質なハイレゾリューション音源対応オーディオの普及に向けた取り組みを本格的に始めている。ハイレゾオーディオはネットワーク経由でダウンロードしたハイレゾ音源を高音質で再生できる機器で、この1年でプレヤーやシステムコンポ、携帯オーディオヘッドホンなど製品群が一気に拡充してきた。量販店などの店舗でも「ハイレゾ」のロゴマーク」を前面に出した売り場づくりが進んでおり、業界全体でハイレゾの浸透に努めていく構え。
 ハイレゾはCDの約3倍の情報量を持つ96kHz/24ビットとCDの6倍の情報量を持つ192kHz/24ビット記録された音源が主流で、インターネット経由で音源をダウンロードして、対応のオーディオ機器に接続して楽しめる。
 当初はネットワークオーディオとして、レシーバやアンプが発売されていたが、13年頃から本格的に対応製品が充実してきた。14年には日本オーディオ協会が基本定義と認定ロゴを決定したことで、さらに展開が加速している。
 ハイレゾを積極的に推進するソニーは対応製品をグローバルで50機種以上展開。ハイレゾウォークマンのラインアップも拡充しており、昨年の低価格入門機に続き、今年は最上位機も発表した。販売も好調で、店頭では全国約40カ所でハイレゾ専用のブースを設置し販促を進める。
 パナソニックやJVCケンウッドはハイレゾ対応システムコンポを充実し高音質を訴求。特にパナソニックは復活した高級ブランド「テクニクス」製品でもハイレゾの高音質を訴えていく計画。
 オーディオメーカーでのハイレゾ対応も本格的に進む。パイオニアはネットワークオーディオプレヤーやハイレゾ対応ネットワークCDプレヤーが堅調に推移しているほか、ヤマハやD&Mホールディングも対応したAVアンプやレシーバの製品を強化し、販売も伸びてきている。
 PCなどにダウンロードしたハイレゾ音源をヘッドホンで楽しむためのUSB-DAC(デジタルアナログコンバータ)も充実してきた。パイオニアをはじめ、オンキヨーやD&Mホールディングスも製品を用意。店頭での試聴コーナーにも力が入る。
 昨年からは、ハイレゾオーディオの普及を一社で推進するのではなく、業界全体で企業間連携しての提案活動も始めた。パイオニア、オンキヨー、ヤマハ、D&Mホールディングスが連携した共同提案も開始。昨秋開催した「オーディオ&ホームシアター展」では4社連合ブースによる展示も行った。
 店頭でもパイオニアなどが他社と協業した展示をはじめている。一部量販店店頭ではハイレゾコンポコーナーに、複数メーカーの製品を展示した訴求を行う。


電波新聞拾い読み 2015年1月27日