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電波新聞拾い読み 2015年1月5日

量販店 初売り、福袋販売に工夫

 2015年の初売りは各量販店工夫を凝らした福袋販売で幕が開けた。商品ジャンルごとに分け、年末に概要を告知するなど集客作戦を展開。販売時には列を作った客の希望商品を機器、引換券を渡すなど、キメ細かい配慮で整然と販売した。一般客、観光・帰省客に海外からの旅行客が加わり、各店活発な商いが展開された。
 東京・秋葉原の電気街側は、バスでピストン輸送される外国人観光客で早朝から賑わった。1日から営業のオノデンなど免税店は呼び込みをかけ、にぎやかな初売りだった。
 ヨドバシAkibaは恒例の”夢のお年玉箱”を求める客が開店時間の8時30分までに待機スペースを埋めた。カメラ、PC、レコーダ。・テレビ、オーディオ・イヤホン、家電、ゲーム、玩具、時計の”箱”ごとに客を誘導。整然と販売した。外国人客も多く、説明を聞いて列に加わる一般買い物客も多く、10時までにはほぼ完売した。
 ビックカメラ有楽町店も1日初売り。開店前に500人を超える客が並んだ。待機客には購買希望の”新春福袋”を聞いて整理券を渡す方式をとった。”iOSタブレット福袋”60台、WindowsPC福袋45台は開店前に完売した。
 ヤマダ電機LABI1日本総本店池袋の初売りは2日。待ちかねた客が店舗を囲む列を作った。待機客には先着順となる製品別の16種の”福袋”など限定品の希望を聞き引き換え券を配った。列を離れても購買できる仕組みでスムーズな対応。午後から初詣帰りの一般客に帰省や観光客も交えて賑わった。
 ヨドバシカメラマルチメディア梅田は”夢のお年玉袋”を求める客1500人が並んだ。PCタブレット、BDレコーダ、一眼デジカメの箱は開店早々に完売。
 大阪・日本橋では上新電機日本橋1ばん館、J&Pテクノランド、スーパーキッズランド本店などで開店までに50人以上が並んだ。日本橋1ばん館では用意していたデジカメや理美容品、レコーダなどが完売。
 名古屋の1日は小雪が舞う天候。午後2時に雪がやみ客が増えた。ビックカメラ名古屋駅西店はデジタル一眼、タブレット、BDレコーダやハイレゾオーディオなど2万円台の福袋が完売。スマホ、ハイレゾ、PC周辺機器、玩具、調理家電、理美容品売り場が混雑。
 エディオン豊田本店は1日の来店客が2000人を超え、例年並みの勢い。スマホ、石油ファンヒーターなど暖房機、炊飯器、スティック掃除機、シェーバーなど小型家電品のレジに列ができた。
 札幌地区は1日、2日も晴天に恵まれた。ヨドバシカメラマルチメディア札幌への来店客は前年比増。”夢のお年玉箱”が人気で”PCの夢”は30分で完売。AV関連では持ち帰りできる30型から40型のテレビ、3万-4万円のレコーダが人気。
 仙台市内は晴れたが平年より3度低い新年。ヨドバシカメラマルチメディア仙台は1日が年始営業。初売りは2日午前6時スタート。開店1時間後に入店待ちの列が解消されたほどの盛況。カメラ、レコーダ、テレビ、PC、タブレット、家電、オーディオ、イヤホン、スマホなど「夢のお年玉箱」購入や日替わり商品を求めるお客で終日混雑、レジ前は長い行列ができた。
 広島地方は1日、2日とも雪が降り寒かった。エディオン広島本店は1日が初売り。開店前約1000人が並んだ。今年は中国を中心に外国人の姿が目立った。時計など高額商品が売れた。お年玉需要でポータブルオーディオも売れた。テレビは4Kと50型以下の2Kが売れた。
 福岡市内は1日から寒波に見舞われ2日は寒さがややゆるんだ。ベスト電器福岡本店の初売りは2日から、午後から来店客数が増え全体の売上げも伸長した。福袋はデジタルオーディオセットや高画質テレビのものが売れた。60型など大型テレビでは、初売り狙いの購入もみられた。


JEITA 15年世界生産見通し

 JEITAは15年における世界生産見通しを自動車市場やスマホなど情報関連製品の伸長とともに、電子情報産業の世界生産額は、世界経済の伸長を上回る前年比5%増の297兆9000億円に拡大するとみている。
 AV機器や通信機器などを含む電子機器は15年で142兆7000億円、電子部品・デバイスは74兆6000億円、ITソリューション・サービスは80兆6000億円への増加を予想。15年はすべてのカテゴリでプラス成長すると予想している。
 日系企業の15年世界生産額も前年比3%増の41兆9000億円で推移し、3年連続のプラス成長を見込む。国内生産額は15年も14年に続き2%増の12兆1000億円を予想している。
 海外生産比率は、15年は前年並みの66%で国内でも一定の生産を現状維持と見込む。特に電子部品の15年の国内生産は2年連続で増加が予想される。


「4K時代」の幕開け 業界挙げて普及に取り組む

 15年は高精細4Kテレビが中心となり、AV市場をけん引していく。昨年、国内メーカー各社から4Kテレビが発売され、販売も順調に拡大してきている。今年はCSでの4K放送が始まるほか、インターネットによるVOD(ビデオオンデマンド)サービスも開始予定になっている。4Kテレビに加え、4Kに対応したレコーダやカメラなども増えてくるとみられ、業界を挙げて4Kを推進していく構え。


電波新聞拾い読み 2015年1月5日