トップページ > 電波新聞拾い読み > 2014年12月26日

電波新聞拾い読み 2014年12月26日

VAIO 格安スマホに参入

 ソニーのパソコン事業を引き継いだVAIO(長野県安曇野市)は25日、仮想移動体通信事業者(MVNO)の日本通信と提携し、格安スマホ端末事業に参入すると発表した。共同でスマホ端末を開発し、来年1月から、大手携帯電話会社から割安な価格で販売する。
 端末価格や通信料金はNTTドコモなど大手携帯会社と既存の格安スマホの中間の水準に設定する考え。VAIOは「スマホ市場は価格の二極化が進んでおり、その中間の需要はかなりある」(広報担当)とみており、パソコンと同様にデザイン性を強調する方針。
 VAIOの母体であるソニーは、大手携帯会社向けにスマホ端末「エクスペリア」を提供しており、今後、両社がスマホ市場で競合する可能性が出てきた。


東芝 ペンタブレット2モデル

 東芝は、10.1型液晶搭載のウインドウズペンタブレット「dynabook Tab S80」と、片手サイズのコンパクトな8.0型液晶搭載の「dynabook Tab S68」を12月下旬から順次発売する。
 新商品は、Webや写真、動画などの閲覧が中心の従来のタブレットとは一線を画した、ビジネスパーソンのための機能を満載している。
 3つのアプリケーション「Truシリーズ」を搭載。ビジネスシーンで扱う配付資料や議事内容などの情報を即座に記録、編集、整理することができる。
 「S80」では、NTTドコモの高速データ通信サービスXi対応モデルも選択でき、受信最大100Mbps、送信最大37.5Mbpsの高速通信が可能。無線LAN環境のない場所でもインターネット・イントラネットに接続し、容量の大きいデータを受け取ることができる。


バッファロー Wi-Fiルーターの新型

 バッファローは、Wi-Fiルーター(無線LAN親機)「WSR-300HP」を来年1月中旬から発売する。価格は(税別)は6800円。
 新製品は、2.4GHz帯をサポートした11n/g/b対応のハイパワー対応Wi-Fiルーター。 有線LAN端子はINTERNETポート、LAN端子ともにGigaに対応しており、光インターネットの高速回線を快適に利用できる。さらに、ネットワークHDDなどのGiga対応有線LAN接続機器も利用できる。


スカパーJSAT 4Kテレビ国内出荷、20年に594万台

 スカパーJSATが24日明らかにした4Kテレビの国内出荷台数には20年に594万台が見込まれる。この数字は総務省資料をベースにしており、世帯数にして累計2762万9000世帯に普及、全国総世帯の半数以上に4Kテレビが設置されることになる。
 4Kは今年6月、CSとケーブルで実験放送が始まり、量販店などでの4K受信機も販売好調。今年の出荷台数見込み87万3000台は前年比3.3倍。来年3月1日はスカパーJSATが2チャンネルで本放送を開始する予定。


11月の国内PC出荷台数41%減

 JEITAは25日、11月の国内PC出荷台数が前年同月比41.4%減の52万台になったと発表した。前年割れは6カ月連続で、今年度最低水準だった。
 内訳はデスクトップが同46.1%減の15万3000台。オールインワン、単体製品とも大きく落ち込んだ。一方のノートPCの出荷台数は同39.3%減の36万7000台。モバイルが同38.3%減の7万8000台、A4型その他も同39.5%減の29万台。


韓国 携帯電話/基地局にSAR等級制

 韓国政府の未来創造科学省(MSIP)は8月から、携帯電話と移動体通信基地局などの無線局に対するSAR(電磁波比吸収率)試験の結果に基づきSAR等級制を施行した。これらの無線局に対しては、従来ボディー(人体)に対するSAR試験が強制されてきたが、今回、携帯電話の電磁波等級は、2つの等級に分類された。
 第1等級は0.8W/kg、第2等級は0.8W/kgから1.6W/kgに分類される。これらを説明する表示と測定値を端末本体、包装箱、説明書、別途案内文、または携帯電話内情報メニューに表示しなければならなくなった。
 このSAR試験は、韓国のHCT社ほかの国内の試験所で行うことができる。
 なお日本でも、総務省により電波法に基づき、4月から携帯電話、タブレット端末、PCなどに対して、ヘッド(頭部)だけでなくボディーに対するSAR試験が強制化されている。

九州総合通信局 重要無線通信への電波障害源を排除

 九州総合通信局は、福岡空港で使用している無線局への外来波による障害発生について調査した結果、福岡空港付近で使用しているクレーンに設置されているワイヤレスカメラが原因であることを特定し、妨害源を排除したことを発表した。今回は10月14日午前、国土交通省大阪航空局から、福岡空港で使用している航空保安施設の無線局に、外来波による障害が発生している旨の申告があり、空港周辺で調査を実施した。
 同日午後、空港付近の工事現場で使用されているクレーンの動きに連動して障害が発生していることを確認。さらに電波の到来方向の調査を行った結果、クレーンに設置された電波法の技術基準に適合しないワイヤレスマイクが障害の原因であることを特定した。
 この事例は重要無線通信に重大な障害を与えるもので、今後もこのような重要無線通信妨害申告に対する妨害源の迅速な排除をはじめ、無線通信に対する混信・妨害に的確に対応。類似事案の発生抑止に関係団体への周知などを行っていく。


電波新聞拾い読み 2014年12月26日