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電波新聞拾い読み 2014年12月8日

東芝 タッチ対応コンバーチブルPC

 東芝は14年PC秋冬モデルの新商品として、11.6型タッチ対応コンバーチブルPC「dynabook N61」を13日から発売する。
 新商品は、手軽に持ち出しやすい画面サイズ11.6型でありながら、薄さ約21.9mmとコンパクトボディー。堅牢性を追求した360度回転の2軸ヒンジを採用し、コストパフォーマンスに優れたタッチ対応コンバーチブルPC。
 約4.6時間のバッテリ駆動で、タブレットとして外出先でのWebへのアクセスや、「TVコネクトスイート」で録画番組などを気軽に楽しめる。


J:COM 来年2月から集合住宅向けエネ管理サービス

 ジュピターテレコム(J:COM)は来年2月から、集合住宅向けエネルギー管理支援サービス(MEMS)「エコレポ」の提供を開始する。
 エコレポはマンションの”電力の見える化”や、エコーネットコンソーシアム策定のスマート家電向け制御通信プロトコル「ECHONET Lite」による家電制御や節電コンテンツを提供するサービス。
 PC、スマホ、タブレット以外にSTBを使えば、テレビの画面で電力の”見える化”表示が可能になる。
 2月以降は順次、国のスマートマンション導入加速化推進事業補助金の交付金決定を受けたマンションに対して提供していく。


米IDC 14年の世界スマホ出荷台数13億台へ

 米IDCは、14年の世界のスマホ出荷台数が前年比26.3%増の12億8800万台になるとの見通しを発表した。
 今後は製品価格の低下や市場の成熟化で、伸びが鈍化するとみており、15年は前年比12.2%増。14-18年の出荷台数の年平均成長率は9.8%で、18年の出荷台数は19億台と予測。スマホ売上高の14-18年の年平均成長率も4.2%にとどまるとした。
 IDCはスマホの市場動向について「中国メーカーの台頭で、低価格ながら高スペックの製品が多数登場している。消費者はもはや、ほどほどのハード品質や体験を得るために、最上位のスマホを選ぶ必要がなくなった」と分析。
 スマホの世界の平均単価(ASP)は14年が297ドル、18年には241ドルに低下すると予想。インドなどの新興市場における14年のスマホASPは135ドルで、18年には102ドルまで下がるが、成熟市場ではほとんど変化がないとみている。
 OS別では、18年までに出荷数をけん引するのはアンドロイド、売上げのけん引役はiOSと予想。18年はアンドロイドが出荷数で全体の80%、売上げでは61%を、iOSは出荷数で13%、売上げで34%を構成する。


用語解説 量子コンピュータ

 日常生活にある物理法則ではなく、量子力学という法則を利用して計算を行うコンピュータのこと。量子コンピュータは「量子の重なり合わせ」という現象を利用し、1つのビットに「0」と「1」が共存する環境が作れる。1980年に提案された。
 現在のコンピュータはのビットで1つの表現しかできないが、量子コンピュータでは「0」「1」の重なり合わせができるため、2のN乗(量子ビット数)通りの異なる状態を重ね合わせることができる。これにより、理論上はスーパーコンピュータで数千万かかる素因数分解を数十秒で行えるようになる。
 11年には、カナダのD-Wave Systems社が量子コンピュータの商用機を開発したが、現在はほかに商用量子コンピュータはない。
 量子コンピュータが実用化されれば分子レベルでの病理解析領域でタンパク質反応解析ができるほか、触媒材料解析なども行える。この技術を応用することで事実上盗聴が不可能な量子暗号もできるようになる。


電波新聞拾い読み 2014年12月8日