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電波新聞拾い読み 2014年12月4日

10月の世界半導体売上げ 9.6%増297億ドル

 米半導体工業会(SIA)が2日発表した10月の世界のの半導体売上高は前年同月比9.6%増の297億ドルで、18カ月連続のプラス。幅広い製品分野で力強い伸びが見られ、6月以降は5カ月連続で過去最高更新となった。売上高は3カ月間の移動平均値。
 SIAのブライアン・トゥーイCEOは「ほぼ全ての地域、および製品カテゴリで売上げが伸びた。14年度売上げも前年比で10%近い成長が期待できる」と述べた。
 地域別で見ると、前年同月比では米州が12.2%増、最大の半導体市場であるアジア太平洋も12.1%増と2桁伸長。欧州は5.2%増、日本は3.0%減で3カ月連続のマイナスとなった。
 一方、前月比では米州が5.8%増を示したものの、アジア太平洋は0.7%増、欧州0.1%減、日本0.6%減となり、全体としては1.5%増の小幅な伸びにとどまった。


韓国KTパワテル LTE採用PTTサービス 災害時の通信手段へ

 韓国の無線通信事業者KTパワテルは、第4世代(4G)サービスのLTEを採用したブッシュ・ツー・トーク(PTT)を災害時の安定した通信手段として、国内外でサービスを普及させていく。
 KTパワテルは韓国最大の固定通信事業者KTの子会社。同社は、LTE技術を使いTRSと呼ばれる業務無線サービスの商用化を開始した。
 韓国では4月、フェリー「セウォル号」の転覆事故で300人以上が死亡しており、政府は災害・事故時の緊急通報の必要性から全国網の公衆災害警報・緊急通信システムの確立を急いでいる。
 同社が開始したのは、プッシュ・ツー・トーク(PTT)サービス「Pトーク2.0」。同サービスは、携帯電話のIP(インターネット・プロトコル)を使った業務用無線サービス。
 従来のトランシーバを利用した業務用PTTサービスは電波の到達範囲が限定されている。しかし、Pトーク2.0は携帯電話で使用されているLTEを使っているため、距離に関係なく最高4人との1対多の通話が可能。
 Pトーク2.0で使用する端末は1.2GHzのクアッドコアプロセッサ「スナップドラゴン400」、OSは「アンドロイド4.4キットカット」。ディスプレイは2.4インチQVGA。
 同社は13年、日本にPトーク2.0を提供する子会社「Jモバイル」を設立しており、今後アジアを足場にグローバル展開していく考え。


JNC 熊本・八幡ソーラー発電所の竣工式

 JNCは2日、熊本県水俣市で八幡ソーラー発電所の竣工式を行った。発電開始は11月22日。
 敷地面積約3万平方メートルで、発電能力2.6MW(一般家庭約800戸分の年間発電量に相当)。
 同発電所は自社の社宅跡地を活用したメガソーラー設備で、グループ3カ所目の竣工となる。これまで培ってきた発電ノウハウを生かし、安全・安定供給を行う。
 同社グループは、液晶や有機EL材料の製造販売、および研究開発を帰還事業とする一方、環境エネルギー分野も重要と位置付け、九州地区に13カ所の流れ込み式水力発電(最大出力合計9万3200kW)を保有。さらに太陽光発電にも取り組む。


CIPA 「CP+ 2015」開催概要を発表

 カメラ映像機器工業会(CIPA)は2015年2月12-15日、「CP+ 2015」をパシフィコ横浜で開催する。
 同イベントは国際都市・横浜に開催地を移して6年目。「日本カメラショー」時代から数えて50年の歴史を持ち、世界をリードする総合的カメラ映像ショーとなった。
 世界のデジタルカメラ販売台数に占める日本メーカーのシェアは約85%。レンズ交換タイプのデジタルカメラでは約99%になり、日本メーカーは世界市場をけん引している。
 来年は「FOCUS! フレームの向こうにある感動」をテーマに掲げる。写真映像の産業の足元である日本から世界へ、写真・映像分野インプットからアウトプットに至る広範なフィールドを対象とした最新の情報を発信する。


富士通 SIMフリースマホの新型

 富士通は、Android4.4のを搭載したSIMフリーのスマホ「ARROWS M01」を開発。5日からイオンで発売される。
 新製品は、ヒューマンセントリックエンジンによる聞きやすい「スーパーはっきりボイス」を搭載。加えて、従来のフィーチャーフォンと同じ感覚で操作できるホーム画面などこれまでに培った技術を搭載した。
 また、長時間使用できる2500mAhの大容量バッテリ、防水(IPX5/8)、防じん(IP5X)、150Mbpsという高速LTE対応への基本機能を充実させた。


電波新聞拾い読み 2014年12月4日