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電波新聞拾い読み 2014年11月19日

スパコン性能ランキング 「天河2号」4回連続首位

 世界のスパコン性能ランキング「TOP500」最新版が17日、米ルイジアナ州ニューオーリンズで開催中のスパコンに関する国際会議「SC14」で発表された。世界最速機は中国の「天河2号」。これで4回連続首位となる。以下9位まで順位、性能とも前回、前々回と同じ。理化学研究所の「京」は、4回連続4位だった。
 TOP500は、世界中で稼働しているスパコンの性能をLINPAKベンチマークで測定、1秒間の浮動小数点演算能力(FLOPS)をランキングしたもので、毎年6月と11月の2回発表される。
 ベンダー別内訳は、米ヒューレット・パッカード(HP)が179機種で首位。次いで米IBM153、米クレイ62、SGI23、仏ブル18、米デル9、富士通8、天河2号を開発した中国国防科学技術大学は5システムで9位に入った。
 スパコンが設置されている地域別で見ると、トップは米州で241。このうち231が北米で稼働中。次いで欧州130、アジア120、オセアニア9の順となっている。
 中国は前回76から61に減少。日本は前回30から32に増えており、京のほかには、15位に東京工業大学の「ツバメ2.5」、38位に国際核融合センターの「ヘリオス」が入った。


JVCケンウッド パーソナルオーディオシステム「CLX-50」

 JVCケンウッドはケンウッドブランドから、ブルートゥース対応機器やCD、ラジオ、USB、PC INなど様々な音楽ソースに対応するパーソナルオーディオシステム「CLX-50」を11月下旬から発売する。
 「CLX-50」は、同社独自の音質設計を採用し、手軽に高音質サウンドを楽しめるポータブルシステム。スピーカダクトに吸音材を配したダンプドバスレフ方式を採用。ダクトの内部を鏡面仕上げにするとともに、箱形成型によって筐体の剛性を高めながらスピーカ容積を大きく確保することで、コンパクトながら豊かでキレのある低音を再生する。また、大口径デュアルコーンユニットの採用により、迫力ある低音と解像度の高い高域再生を両立させた。
 USB端子は96kHz/24ビットまでのFLAC、WAVファイルの再生、PC IN端子は96kHz/24ビットまでのストリーミング再生に対応する。
 ブルートゥース/NFCを搭載し、対応スマホとのペアリング/接続が行え、手軽にワイヤレス再生が楽しめる。また、ブルートゥースは高音質コーデックAACに対応している。
 市場想定価格は2万3000円前後。


仕事用フェイスブック登場か

 英経済誌フィナンシャル・タイムズは16日、インターネット交流サイト(SNS)最大手の米フェイスブックが、ビジネスでの利用に特化した新サービスを準備していると報じた。


FNETS 防衛省に屋外IP無線システム納入

 富士通ネットワークソリューションズ(FNETS)は、防衛省に屋外IP無線システム「BWAソリューション FBW-5n」を納入した。
 同システムは全国の主要な基地・駐屯地に配備される。災害発生時には、被災地域の自治体などに派遣される自衛隊と各基地・駐屯地の自衛隊を結ぶ臨時回線として、また訓練時には演習状況のライブ映像伝送、戦況および部隊情報などの拠点間のデータ伝送に利用される。
 FBW-5nの最大の特徴は小型・軽量で、スピーディに回線を設置・構築ができる機動力の高さ。これにより、がれきや土砂で陸路が確保できなくなった被災地にヘリコプタや船で駆け付け、ケーブルの施設が困難な場所でもスピーディに回線を確保し、被災地の状況をリアルタイムに情報収集することが可能になる。自衛隊と自治体が連携した迅速な災害対処に貢献する。
 FBW-5nは、無線LANに関する最新の高速規格(802.11n)に対応した公共用途向けシステムで、アンテナ、周波数コンバータ、無線機本体から構成される。複数のアンテナを組み合わせて使用することで、長距離伝送や広範囲なエリアに高速のIPインフラを提供する。


用語解説 スペクトラム・アナライザ

 スペクトラム・アナライザは、電気信号を周波数別に目に見える形で表示する測定器。被測定信号に含まれる各周波数成分が、周波数軸上の対応した位置に振幅の大きさとして表示される。
 周波数変換された信号や変調信号、不要信号/不要電波などを測定する。電波のスペクトラムを測るだけでなく、変調解析が行える「ベクトル・シグナル・アナライザ」の存在も高まっている。
 デジタル変調された信号を解析するには、振幅と位相両方の情報が得られるベクトル測定が必要となる。アナログ変調からデジタル変調測定ニーズが強まった2000年頃から、その需要は高まっているという。
 ベンチ(机上に置く)タイプだけでなく、基地局の設置や保守・メンテナンス、フィールドで最適なハンドヘルドタイプや、バッテリ内蔵のコンパクトなベンチタイプ、PCのUSBを介して使用するPCベースタイプがある。


電波新聞拾い読み 2014年11月19日