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電波新聞拾い読み 2014年11月12日

総務省有識者会議 携帯電話向けの周波数4倍超に

 総務省の有識者会議は10日、希少資源である電波の有効活用に関する最終報告書案をまとめた。現在、携帯電話に割り当てている約610MHzの周波数を、無線LANと共有することで20年は4倍超の2700MHzに拡大する目標を設定した。
 高精細な映像配信の増加や機器間の無線通信需要の拡大が見込まれる中、快適な利用環境を確保するのが狙い。
 同省は一般の意見を募った上で、年内に最終報告書として公表する。


9月移動電話国内出荷 1.3%減197万4000台

 JEITAとCIAJが11日発表した携帯・PHS合わせた9月の移動電話国内出荷台数は、197万4000台となり前年同月比1.3%下回った。
 5カ月連続のマイナスで、このうちスマホの台数は59万台。スマホだけでも同25.4%落ち込んだ。9月単月の全移動電話に占めるスマホの比率は30.1%。
 携帯電話の9月出荷台数は、前年同月比2.3%増の182万4000台。5カ月ぶりのプラスになった。スマホの落ち込みを需要旺盛なフィーチャーフォンがカバーした。
 9月の公衆用PHSの出荷台数は15万台、同30.9%減。


7-9月国内クライアントPC出荷20%減

 IDC Japanが11日発表した14年第3四半期(7-9月)の国内クライアントPC出荷台数は、前年同期比19.9%減の304万台となった。ビジネス市場が同26.1%減の192万台、家庭市場が6.4%減の112万台となり、ウインドウズXPサポート終了に伴う特需の反動を受けた。
 ビジネス市場はXPサポート終了に伴う買い替え需要が終演し、マイナス成長となった。家庭市場はPCベンダー各社の生産調整が間に合わず、想定よりも若干多めの出荷があったことなどからマイナス幅は軽減された。


用語解説 クラウドコンピューティング

 クラウドコンピューティングは、サーバーやストレージ(外部記憶装置)、ネットワークなどのITインフラや業務ソフトをインターネット経由で自由に使えるようにする仕組みのこと。
 クラウドという言葉は、06年にグーグルのエリック・シュミットCEOが提唱したのが最初と言われている。クラウドには、ソフトをサービスとして利用するSaaS(Software a Service)やPaaS(Platform as a Service)、ITインフラを利用するIaaS(Infrastructure as a Srevice)などが含まれる。
 クラウドにはグーグルやセールスフォース・ドットコムなどが提供しているサービスのように、システムベンダー側のサービスを複数企業が共同利用する「パブリッククラウド」と、自社専用のシステムをクラウド環境で使えるようにする「プライベートクラウド」がある。


電波新聞拾い読み 2014年11月12日