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電波新聞拾い読み 2014年11月5日

9月の世界半導体売上げ 8%増、290億ドル

 米半導体工業会(SIA)が3日発表した14年9月の世界半導体売上高は、前年同月比8.0%増、前月比1.9%増の290億ドルとなった。前月比プラスは7カ月連続。6月以降、過去最高額を更新し続けている。数字は3カ月間の移動平均値。
 9月の地域別売上高は、最大の半導体市場であるアジア太平洋が前年同月比12.0%増の169億9000万ドルを記録。米州は同3.7%増の57億6000万ドル、欧州は同7.9%増の32億2000万ドルとなった。日本は同3.7%減の30億3000万ドル。前月比ベースでは、アジア太平洋と米州がプラスを維持したが、日本は1.3%減、欧州も0.1%減少した。


7-9月世界スマホ出荷数25%増

 米IDCは7-9月(第3四半期)の世界のスマホ出荷数(速報値)が3億2760万台になったと発表した。前年同期比25.2%、前期比で8.7%それぞれ増加した。
 ベンダー別では、首位の韓国サムスン電子、2位の米アップルに続いて、中国のシャオミ(小米)が3位に入った。同社が上位5社にランクインするのは、これが初めて。次いで、中国レノボ(聯想)、韓国LGエレクトロニクスの順。
 IDCのアナリストは「市場鈍化がいわれるが、スマホ出荷は最高記録を更新し続けている。先進諸国では1桁台の伸びにとどまる水準まで成熟する一方、新興諸国では未だ30%以上の伸びで成長」と指摘した。
 こうした流れを背景に、昨今では新興市場をターゲットとした中・低位機種の需要が大幅に拡大。シャオミは、中国や近隣市場に照準を絞った低価格の製品展開で急成長を遂げており、7-9月出荷数は前年同期比211.3%増の1730万台を記録した。


パナソニック エボルタ乾電池が動力源の電車走破

 パナソニックは2日、秋田県大館市の旧小坂鉄道廃線を利用し、エボルタ乾電池の動力源としたオリジナル電車の有人走行を行った。
 秋田県と同県大館市の全面協力を得て、旧小坂鉄道跡地で走行させた。
 電車には地元の小学校の児童ら10人が乗車、ゆっくりスタートした。車両は幅160cm、高さ220cm、長さ410cmで、重さは特殊強化段ボールの車両と乗客10人を合わせて約1トン。
 動力源には、エボルタ単一乾電池99本を使用、大館駅までの約8.5kmを走破した。沿線には、多くの市民や関係者が訪れ、エボルタ電池鉄道のチャレンジを見守った。同区間を走破することで、乾電池エボルタの優れた長持ち・パワー性能を実証した。


朝日電器 自転車用LEDシグナルライト

 朝日電器は自転車用レーザー付きLEDシグナルライト「DOP-SL400」を発売した。
 自動車と自転車との事故では、交差点の飛び出しが注目される一方、車道で後ろから来た自動車に巻き込まれるケースも増えている。特に夜道の走行は路肩が暗く、視界が利きにくいため、自動車の運転手に自転車の存在を知らせることが重要だ。
 新製品は、LEDテールライトとレーザーライトを装備した。テールライトはT字型に配置した合計5個の赤色LEDが点灯・点滅・スクロールして、後方に自転車の存在をアピールする。
 電源は、単4電池2本(10-24時間連続点灯可能/防滴使用)。参考価格は税別4280円。


用語解説 ノイズ対策部品

 スマホやパソコンが誤動作する、あるいは電子機器の通信機能に障害が起こる − これは電磁波(ノイズ)が影響しているため。
 ノイズは電磁波の放射を伴うものや、意図しない電磁エネルギーの一部を、周囲空間や電源ラインなどに放出するなど、目に見ることができず予想できない。ただ、デジタル機器はノイズに弱いという正確があり、ノイズは出さない、ノイズを受けても耐えられようにすることがノイズ対策技術に欠かせない。
 対策を施す方法として、フィルタリングやシールディングが一般的に用いられている。フィルタリングは電子機器の信号ライン、電源回路などにコンデンサ、インダクタ、複合部品などのノイズ対策部品を用いる方法。
 具体的なノイズ対策部品はノイズを吸収、あるいは発散するもの。コンデンサやインダクタがその役割を担う。
 スマホ向けの超小型品から、太陽光発電などの産業機器用に大型品まで用途に応じて最適な製品が用意されている。


電波新聞拾い読み 2014年11月5日