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電波新聞拾い読み 2014年10月28日

オンキヨー 2.1chスピーカ2モデル

 オンキヨーは、テレビと組み合わせて利用する2.1chスピーカ2モデルを11月上旬から順次発売する。
 テレビを載せられるベース部と「LS-T30」は、左右それぞれに6.5cmフルレンジユニットを2基ずつ搭載。本体下部のサブウーハーには16cmの大口径ユニットを採用し、強固な筐体と濁りのないクリアで力強いサウンドを実現した。
 壁掛けもできるセパレート型の「LS3100」は、設置方法に自由度の高いフロントスピーカと、単品ホームシアター直径の大口径16cmユニットを採用したワイヤレスサブウーハーの高品位な2.1chシステム。
 テレビ周りにストレスなく設置できるレイアウトフリーのフィット感と、ドラマの迫力や緊迫感、音楽番組のリズム感などシーンに引き込むサウンドクオリティを両立させた。
 市場想定価格はLS-T30が5万円前後(11月上旬発売)、LS3100が4万4000円前後(11月中旬発売)。


コラム 車の燃費向上に寄与するアルミ電線

 自動車用電線の銅からアルミへの代替が進んでいる。車体軽量化による燃費向上や低コスト化、銅の枯渇対応技術として注目される。
 車の開発現場では、燃費向上のため軽量化が追求される。特に、1充電当たりの航続距離の向上が課題の電気自動車(EV)では、車体の大幅な軽量化が求められている。
 このため、最近は車載用ワイヤハーネス(組電線)の電線素材を、銅からアルミに代えた「アルミ電線」が脚光を浴び、銅電線からアルミ電線への代替が進みつつある。
 アルミ電線による銅電線代替は多くのメリットがある。アルミは銅に比べ重量が約4割軽いため、大幅な軽量化により自動車の燃費改善が図れる。
 材料コストダウンのメリットも大きい。地球規模で枯渇化が進む銅に対し、アルミの埋蔵量は約10倍とされるため、安定供給が可能で地球に優しい技術といえる。
 このため、素材メーカーでは独自の配合技術を駆使したアルミ合金開発を推進。強度や導電率など、自動車用導体材料としてバランスの取れた素材の開発に力を入れている。
 アルミ電線接続では、圧着後の強度低下など様々な課題があったが、技術革新により、これらは解決されつつある。アルミ電線は銅端子と接続すると腐食しやすいため、腐食対策を施したアルミ電線対応コネクタも開発された。
 素材や部品のイノベーションを通じた環境に優しい車作りが期待される。


用語解説 アドホックネットワーク

 無線接続ができるパソコンや携帯電話端末のみで構成されるネットワークのこと。無線LANなどは、基地局やアクセスポイントを必要とするが、アドホックネットワークを構築できる特徴がある。
 無線接続規格の「IEEE802.11x」や短距離無線通信の「Bluetooth」「ZigBee」などを使って通信を行う。各端末がアクセスポイントと同様の役割を果たし、離れた場所にある端末間のデータ転送も、中継できる端末があれば複数端末を経由し通信できる。
 端末間の通信を「ホップ」と呼ぶが、端末を中継すれば無限にホップできる。一般にネットワークインフラのない場所や簡易的にネットワーク構築を行う場合などで利点がある。ただ、端末間での通信には「パケット」と呼ばれる単位でデータ転送を行うが、ホップをする際にパケットロスが発生してしまう。全てを確実に転送できる技術がまだ確立されていないため、一般的な普及には時間がかかるとの見方もある。


電波新聞拾い読み 2014年10月28日