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電波新聞拾い読み 2014年10月27日

アクションカメラ 各社が製品群を充実

 5、6年前から米国でスピードとスリルのあるサーフィン、スカイダイビングの記録のためアクションカメラが本格的に登場。日本でもスポーツやアウトドアなどでの撮影が楽しめることから注目を浴びている。海外メーカーに加えて国内メーカーも製品を強化。JVCやソニー、パナソニックに加え、11月からはマスプロ電工がコダックブランドの360度撮影ができるカメラを国内で初めて発売する。量販店でも専用の売り場をつくるところもあり、今後さらに市場は拡大しそうだ。
 アクションカメラは、米ベンチャー企業ウッドマン・ラボ社が開発した「GoPro(ゴープロ)」が市場をけん引し高いシェアを誇る。この数年で、日本国内ではJVCがJVCブランドのスポーツカム「ADIXXION」を、ソニーが「アクションカム」を投入。パナソニックはカメラ部と本体部が分離している2体型のアクションカメラを発売し、新たな需要の開拓を始めている。さらにマスプロ電工もこの市場に参入。製品群が一気に充実しそうだ。
 アクションカメラは屋外での利用や水に濡れる環境での使用、衝撃のかかる場所での利用など過酷な条件での活用も視野に入れ、各社とも防水や耐衝撃性、手ブレ補正技術を高めた製品を投入。米ゴープロが市場で高いシェアを誇るが、国内メーカーの製品も販売は堅調だ。


ITU次期事務総局長に趙氏

 ITU(国際電気通信連合)は24日、釜山で開催中のITUの全体会議で次期事務総局長に事務総局次長の趙厚麟(ホーリン・ジャオ、中国出身)氏を選出した。
 同氏は来年1月1日付でハマドゥーン・トゥーレ現事務総局長の後任として第18代のITU事務総局長に就任する。任期は4年。150年近いITUの歴史でアジア出身の事務総局長は12代のマノハル・サルワテ氏(インド)、16代の内海善雄氏に次いで3人目。


パイオニア ワイヤレスステレオSPシステム

 パイオニアは、テレビの音声が聞き取りにくいと感じるシニア向けに、デジタル無線伝送方式のワイヤレスステレオスピーカシステム「快テレ君」の新モデル「VMS-S710-K」を10月下旬に発売。価格は2万4800円(税別)。
 新製品は、テレビの音声をワイヤレスで送受信できるポータブルタイプのスピーカシステム。スピーカ(受信機)をテレビから離れた視聴者の手元に置くことで、テレビの音量を上げずに番組を楽しめる。深夜のテレビも周りを気にせずに視聴できる。
 2つの大口径50mmスピーカユニット(ステレオ再生対応)により、テレビの音を高音質再生する。また「しっかり音」機能によりもセリフやニュースなどを明瞭に聞き取ることができる。
 光デジタル音声入力端子を装備しており、付属の光デジタルケーブル1本で送信機とテレビを簡単に接続できる。


用語解説 ドルビー・アトモス

 12年にドルビーラボラトリーズが発表した最新のシネマ音響のこと。
 これまでの5.1ch、7.1chのサラウンドよりもさらに臨場感のある音が体感できる。映画館のどこに座っていても同じような音響で聞こえるうえ、映像などに合わせて音を映画館内で移動させるため、現実と同じ空間にいるような音が体感できる。
 これまで以上にキメ細かい音の再現できるような天井スピーカなども追加。映画のシーンに合わせて音の表現ができるよう、最大64本のスピーカを個別に駆動させられるようになっている。
 これにより顧客の周りに音をどう配置するか、音をどう動かすかなどを、映画制作者がコントロールできる。音声を映画のスクリーンの動きに正確に一致させられるようになる。
 ドルビーアトモスは多くのハリウッド製作スタジオに採用されており、今後も対応した映画タイトルが多く出てくるとみられる。


電波新聞拾い読み 2014年10月27日