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電波新聞拾い読み 2014年10月23日

9月の国内PC出荷台数20%減

 電子情報技術産業協会(JEITA)が22日発表した14年9月の国内PC出荷動向によると、出荷台数は前年同月比20.1%減の86万5000台、出荷金額は同15.5%減の651億円と、いずれも4カ月連続で前年割れとなった。
 出荷数の内訳はデスクトップが20万6000台(前年同期比33.8%減)、ノートが66万台(同14.4%減)。
 また、7-9月(第2四半期)の出荷台数は前年同期比20.5%減の214万5000台。出荷金額は同17.2%減の1636億円だった。企業向けを中心に、好調に推移した13年7-9月から14年4-6月までの需要増の反動もあり、5四半期ぶりに前年同期比マイナスとなった。


主要AV各社 ブルートゥース対応が進む

 オーディオ機器のブルートゥース(近距離無線通信)対応が進んでいる。スマホや携帯オーディオプレヤーで音楽を楽しむ人が増えている背景もあり、難しい配線をせずに簡単に音楽再生ができるブルートゥース機能は必須になりつつある。
 ブルートゥースオーディオの拡大は、音質劣化の少ない圧縮技術A2DPやaptxなどの採用により一気に拡大してきている。
 従来、スマホや携帯オーディオプレヤーに記録した楽曲を聞く場合はヘッドホンを使うか、アンプ内蔵スピーカなどに有線接続していた。ここ数年は端末を直接アンプやスピーカに差し込むドック型スピーカが主流だったが、昨年からはブルートゥース対応が急速に拡大してきた。
 主要各社の動きでは、デノンやヤマハ、オンキヨー、ティアック、パイオニア、パナソニック、ソニーもサウンドバーやホームシアターシステムをブルートゥースに対応している。
 テレビを高音質で楽しむためのシアターシステムだが、テレビを見ていないときにも高音質で音楽を楽しんでもらうことが狙いだ。サウンドバーなどをリビングのオーディオシステムと位置付けた提案もする。
 各社はブルートゥース対応機器を今後さらに拡大していくとみられる。


パナソニック 迫力ある大音量のアクティブスピーカ

 パナソニックは、迫力の大音量が楽しめるアクティブスピーカシステム「SC-CMAX5」(市場想定価格10万円前後)を24日に発売する。
 新製品は、実用最大出力合計値800W、直径25cmの大型スーパーウーハーを搭載した大音量のアクティブスピーカシステム。USBメモリーやスマホ、CDプレヤーなどの外部機器とも接続できる。
 マイク端子を搭載しているので、エレキギターなどの演奏、カラオケ大会、講演会など様々な用途に使える。伸縮式のキャリーハンドルとキャスタを搭載しているので、移動も簡単にできる。


NECトーキン ケーブルのノイズ対策用リングコア開発

 NECトーキンはノイズ対策用リングコア「ESD-R-SEシリーズ」を開発した。パワーコンディショナ、エアコン、業務用複合機、HEV/PHV、産業機器などで使われているケーブルのノイズ対策用として販売している。
 この製品は、高透磁率、高抵抗のノイズ対策用フェライト材「S15H」を使用。従来のフェライト材に比べて、インピーダンス値を約40%高めており、特に中波帯対策に適している。
 大口径リングタイプの設計で、ハーネス上の輻射の伝導ノイズ抑制に効果を発揮する。形状はφ31×14.9mm、φ38×12.7mm、φ47×15mm、φ57×20mmの4サイズ。


用語解説 耐サージチップ抵抗器

 チップ抵抗器において、耐サージ性を高めるためには、抵抗体の温度上昇を抑えることが必要である。そのため、抵抗体素子の体積を汎用チップ抵抗器に比べて大きくした構造を採用しているのが耐サージチップ抵抗器。
 高い耐サージ性を有しているのに加え、抵抗体素子の体積を大きくすることによって、定格電力も汎用チップ抵抗器に比べて高いのが特徴。
 自動車や産業機器の電源などでモーターやソレノイドなど、インダクタンスを持った負荷を駆動する回路に用いられる。
 また、HEV、EVなど高電圧を使用する回路などにおいて、回路動作時に大きなスイッチングノイズを発生する機器などが、主な用途となる。
 耐サージチップ抵抗器は、サイズが1×0.5-3.2×2.5mm程度で、定格電力は汎用チップが0.063-0.25Wであるのに対し、0.2-0.5Wと高い。


電波新聞拾い読み 2014年10月23日