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電波新聞拾い読み 2014年10月21日

「ITU PP-14」開幕

 4年に一度のITU(国際電気通信連合)の全権委員会(PP-14)が20日、韓国の釜山で開幕した。朴大統領も出席して開会式が行われた。
 同会議はITUの活動に関する最高の決定機関で、ICT政策以外にグローバルのIT企業が直面している最新の技術についても討論する。各国代表は第5世代(5G)モバイル通信についても討議する。
 今年のスローガンに”ICTの将来”を掲げている。94年に日本で開催されたのに続いて、アジアでは2回目のPP会議となる。
 今回は世界170カ国からICT所轄官庁の大臣、副大臣や政府役人約3000人が出席する。
 韓国はホスト国としてIoT(モノのインターネット)と、ICTの融合を推進する考えを明らかにしている。


中国レノボ インターネットでスマホ販売専門子会社

 中国・聯想集団(レノボ)は、インターネットによるスマホ販売専門子会社を設立すると発表した。急成長の国内スマホ市場の一角を占める狙い。
 新会社はインターネット経由で国内市場を対象に最先端のスマート端末とサービスを提供する。15年4月の発足に合わせ、新社名とブランド名を公表する予定。
 最近、同社は本業のPC以外に様々な分野で積極的な動きを見せている。昨年末にはデジタル製品販売チームを設置。今年7月、インターネットによる開発プラットフォームをオープンさせ、8月に「楽基金」という独自の投資会社を設立。今回、スマート端末とサービスのネット販売専門会社を設立することで、インターネットによる総合業者へ一歩前進した。


用語解説 リジッド・フレックス基板

 リジッド・フレックス基板は、硬質のリジッド基板と曲げられるフレキシブル基板(FPC)を一体化した配線板。
 ガラスエポキシ銅張積層板などの硬い材質のリジッド部と曲げ、ねじれ等が可能な部分にはポリイミドフィルムなどを使用したフレキシブル部の電気的導通を行う構造。
 リジッド部は一般的なリジッド基板と同等の剛性を持っており、ICや受動部品を実装。フレキシブル部はFPCと同様の屈曲性を持ち、コネクタの役割を果たすことから、電子機器の内部に3次元的に組み込むことができる。
 特徴は、柔軟なフレキシブル部を利用して狭い箇所でも組み込めるほか、コネクタを使用しなくて済むため、軽量になる − など。
 用途はスマホ、デジカメ、ビデオカメラ、HDDなど特に小型、薄型の携帯機器内部に効率よく組み込まれる。例えば、折り畳み式携帯電話では、液晶パネル部とスイッチ部にリジッド基板、2つを接続するヒンジ部にFPCを使う。


電波新聞拾い読み 2014年10月21日