トップページ > 電波新聞拾い読み > 2014年10月20日

電波新聞拾い読み 2014年10月20日

日本オーディオ協会 「音展」盛況、92社出展

 日本オーディオ協会は10月17日から19日まで「オーディオ・ホームシアター展(音展)2014」を東京・お台場で開いた。
 会期中は天候にも恵まれ、来場者は連日前年を大幅に上回り、出展各社は「今後の商戦への手応えを感じた」と感想を述べていた。
 来場者層の若返りも目立ち、子供連れの若いファミリーや、学生の姿が増加した。
 注目を集めたのは統一テーマの「ハイレゾ」関連の展示。”ハイレゾを楽しむネットワークオーディオ”を解説する特設スペースには、再生装置、通信機器の実機が置かれオーディオビジュアルの新しい動きを知ろうとする層が集まり、出展者に熱心に質問する姿が目立った。
 NHKの8K放送のデモも好評。プロジェクタを使った映像や、22.2chのサウンドのクオリティの向上を評価する人が多かった。
 ソフトでは”ブルーレイオーディオ”への関心が高まったのも今回の特徴。ネットを介さず簡単に手に入るハイレゾ音源ソースという認知が高まったのが追い風、


NHK 1.2GHz帯のOFDMデジタル無線マイクシステム

 NHKは高品質なリニアPCM(パルス符号変調)音声信号を伝送可能にする1.2GHz帯のOFDM(直交周波数分割多重)デジタルワイヤレスマイクシステムを開発した。来月開催の国際放送機器展で、タムラ製作所が展示する。
 1.2GHz帯は、政府の方針で700MHz帯に代わる新しい周波数帯の一つ。同システムは、ハンドヘルド型デジタルワイヤレスマイクと、2チャンネル同時受信が可能なデジタルワイヤレスマイク受信機で構成される。
 また、電波産業会(ARIB)で標準化されている「OFDMデジタル方式特定ラジオマイクの伝送方式」採用の実用型マイクシステムで、高品質なリニアPCM音声信号を1ミリ秒以下という低遅延で伝送可能にした。


加賀ハイテック ドッキングステーション

 加賀電子の子会社・加賀ハイテックは11月から、オールインワンタイプの「ドッキングステーション」JUD530を全国の家電量販店、PCショップなどで発売する。
 ノートPC、タブレットPCなどを同ステーションに接続しディスプレイ、HDD、DVD・BDドライブ、スピーカ、マイクなど周辺機器の増設ができる。
 USB3.0の3ポートハブを搭載し、うち2ポートは2A出力の充電機能を搭載している。
 ディスプレイポートはHDMI、VGAを独立して搭載。イーサネットポートもギガビット対応で、超高速有線LAN通信を実現する。
 楽器のピッコロを連想させるデザインを採用している。


用語解説 TCP/IP

 インターネットやイントラネットで標準的に使われるプロトコルのこと。
 TCPはTransmission Control Protocolの略。転送制御プロトコルのことで、転送するデータを確実に送り先に届けられるようにする役割を持つ。
 IPはInternet Protocolの略で、インターネット通信の基盤となる。TCP/IPはIPネットワーク上をTCPによりデータを正しく運ぶ規格になり、一般的なパソコンなどのOSは標準で搭載されている。
 これにより、Ethernetポートの付くパソコンにLANケーブルを差せば、すぐにインターネットでデータの送受信ができる。
 TCP/IPは、米国防総省の全体停止することのないコンピュータネットワークプロジェクト「DARPANET(Defence Advanced Research Project Agency Network)」で開発された。1980年代からUNIXに実装され、その後、標準搭載されるようになり急速に普及が進んだ。


電波新聞拾い読み 2014年10月20日