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電波新聞拾い読み 2014年10月16日

サムスン 第5世代で世界最速、7.5Gbps実現

 韓国・サムスン電子は15日、第5世代(5G)無線通信の静止環境で通信速度7.5Gbps、システム容量で毎秒940MBを世界で始めて実現したと発表した。また今回、時速100km以上で走行中の移動環境でも1.2Gbps、同150MBの世界最高値を記録した。
 5Gは4G方式LTEより容量で1000倍、速度で100倍上回る。
 5Gサービスは世界で研究が進められており、NTTドコモはNEC、富士通、エリクソン、サムスン電子、アルカテル・ルーセント、ノキアの6社と共同で実験中。欧州ではGSMで先行したものの4Gで立ち遅れたEU(欧州連合)は6月、韓国と共同開発で合意している。各国とも2020年の商用化を目指している。


経済産業省 再生エネ買取制度見直し開始

 経済産業省は15日、有識者による第5回新エネルギー小委員会を開き、太陽光発電をはじめとする再生可能エネルギーを活用した電力の「固定価格買取制度」を見直す議論を始めた。
 東日本大震災以降、政府は太陽光や風力発電など再生可能エネルギーの普及を目指し、12年7月から固定価格買取制度を実施してきた。
 その結果、発電設備を短期間で設置できる太陽光発電への参入が急増。今年6月には出力50kW以上の太陽光発電設備だけで約400件の申請があった。
 9月末から九州電力など電力5社が天候で発電量が変わる太陽光発電が増えすぎると電力需要を制御しにくくなるなどの理由で、大規模な太陽光発電施設の新規認定を一時停止すると発表。事業者の間で混乱が広がっている。
 小委員会では新規設備認定の停止により、多方面への影響拡大を懸念する意見が多く挙げられ、大枠は維持しつつも買取制度の抜本的な見直しが必要との見方を示した。また、太陽光偏重の現状を再検討し、地熱など他の再生可能エネルギー導入の推進策検討なども提示された。


パナソニック IPCと公式パートナー契約を締結

 パナソニックは国際パラリンピック委員会(IPC)と、今年から20年の6年2カ月にわたるワールドワイド公式パートナー契約を締結した。
 今回の契約では、同社のオリンピックスポンサーカテゴリーであるテレビ、放送用・プロ用を含む音響・映像機器などを提供する。
 加えて、ワールドワイドパラリンピックスポンサーカテゴリー商品として、Theシャワーやパワーアシストスーツといった福祉関連商品が新たに対象となった。


ソニー ワンセクTV対応ラジオレコーダ

 ソニーはFM/AMラジオ放送に加えて、新たにワンセグテレビの音声受信と予約録音に対応し、語学学習に便利な繰り返し再生機能を搭載したポータブルラジオレコーダ「Rシリーズ」の新商品「ICZ-R250TV」を18日に発売する。市場想定価格は2万4000円。
 ワンセグテレビ音声の受信に対応したことで、音楽番組や落語、スポーツ中継やニュースなど音声だけでも楽しめるテレビ音楽を予約録音して、好きな時間に楽しめる。
 内蔵充電池と乾電池の併用を実現し、現行機種比約1.8倍の最大約20時間の長時間スピーカ再生が可能になった。ACアダプタ接続なしでも長時間使用できる。単3アルカリ電池のみでの駆動も可能で、十分に充電していない状態でも安心して持ち運べる。


アイリスオーヤマ 人感センサー付きセラミックヒーター

 アイリスオーヤマは、様々な環境で使用できる小型暖房「人感センサー付きセラミックヒーター」3機種を17日に発売する。
 生活環境に合わせてコンパクトで持ち運びしやすいデスク下タイプ(JCH-D081T)、縦置きも横置きも可能な2WAYタイプ(JCH-TW121T)、室温センサー機能を追加したマイルームタイプ(JCH-ST121T)の3機種を用意。
 室温センサー搭載のマイルームタイプでは、センサー感知温度が設定温度に達すると暖房運転を停止し、設定温度を2度下回ると運転を再開する。一定の電力で暖め続けると従来の「連続モード」に比べ、無駄な電力消費を抑えられる省エネ設計となっている。
 価格はD081Tが6458円、TW121Tが8618円、ST121Tが1万584円。


用語解説 USB-DAC

 USB Digital to Analog Converterの略。パソコンなどのハードディスクドライブに蓄積した音楽などのデジタル音源をUSB経由で取り出し、アナログ信号に変換する機器のことをいう。
 デジタル音源をスピーカやイヤホンなどで聞くためには、デジタル信号をアナログ信号に変換する必要がある。USB-DACは、このアナログ信号への変換を専門に行う機器になる。通常、PCの音声出力端子にイヤホンやスピーカを接続すれば音楽再生できるが、PC内部でアナログ信号処理をするため他の機器との干渉などでノイズが発生し、音質劣化につながっている。
 これを解決するためにアナログ信号の変換を専門に行うUSB-DACが生まれた。デジタル音源データをUSBからそのまま取り出し変換することで高音質化につなげられるからだ。最近は192kHz/24ビットのハイレゾリューション音源が注目されているが、ハイレゾに対応したUSB-DACを接続すればPCに入れたハイレゾ音源を高音質で再生できるようになる。


電波新聞拾い読み 2014年10月16日