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電波新聞拾い読み 2014年10月15日

台風19号 家電店に大きな被害なし

 前週の台風18号と同様に進路を東に変え、日本列島を駆け抜けた台風19号。各地の状況を聞いた。
 沖縄には12日午前9時に上陸。「今回は販売店に被害報告は特にない」(パナソニックCM沖縄、日立CM沖縄支店、沖縄シャープ電機、沖縄東芝)という。台風銀座だけに、対策はすでに取られていた模様。
 九州には13日午前8時半に鹿児島県に上陸、宮崎県を抜けた。南部をかすめたこともあり、各販社に販売店からの被害報告はないという。
 13日午前2時半に高知県宿毛市付近に再上陸した19号。高知県電機商組に被害届は出ていない。アンテナ修理も11号が襲来の8月第2週末より減り、理事長の第一電器(高知市)は「8月の11号では10件程度のアンテナ修理があったが、今回は1、2件」という。徳島電器商組でも被害はなく理事長の湯浅電気工業所は「台風の進路で不安だったが勢力が弱く、被害がなく何より」と話す。
 関西地区では中心部が通過した淡路島洲本市市街地で床下浸水が発生。兵庫県電器商組では「組合員の被害報告はないが14日早朝から顧客宅の修理対応に追われている店がある」という。
 東海地区では18号通過時に浸水や雨漏り、看板破損店があったが「19号では報告されていない」と各販社。
 東京は13日深夜に台風が通過。パナソニック系5店で展開するスセキ電気チェーン逸見本店(神奈川県横須賀市)は「アンテナ工事依頼は来ていない。今のアンテナはさびにくく強度も向上。台風18号では2件修理依頼があった」という。東芝ストアーの新星電器(東京都足立区)もアンテナ修理の依頼はない。
 19号は14日未明に宮城県を通過、午前9時に三陸沖に抜けた。宮城県石巻市では瞬間風速25mを超えた地区もあり、避難指示地区指定もあった。一部道路が冠水したが、大きな被害はなかった。同市内の日立系地域電器店は「雨、風が強かったがアンテナ倒壊など、修理依頼はない」と話す。同県亘理町の東芝系地域家電店も「修理依頼は来ていない。18号ではBSアンテナなどの修理依頼があった」という。
 福島市のパナソニック系地域電器店では「雨、風とも強くなかった」といい、台風に伴う修理依頼は来ていない。山形パナソニックでは「県内の店舗への被害状況を確認しているが、今のところ被害報告はない」という。


8月の移動電話国内出荷 台数28%減

 JEITAとCIAJが14日、共同で発表した8月の移動電話国内出荷台数は111万8000台。夏商戦が収束に向かったことで前年同月比27.8%減少した。前年を下回るのは4カ月連続。内訳は、携帯電話が同24.3%減の107万5000台、公衆用PHSは同66.3%減の4万4000台だった。
 スマホの出荷台数は同59.7%減の36万5000台で、7カ月連続の前年割れ。全出荷に占めるスマホ比率は32.6%となった。


パナソニック ”エボルタ電車”公開

 パナソニックは14日、乾電池エボルタを使った長持ち・パワー実証実験「エボルタチャレンジ2014」で挑戦する総重量1トンの鉄道車両を東京都内で報道陣に公開した。これまで数々の実証実験を行い、ギネス世界記録を樹立してきたが、今回は人が乗れる電車を乾電池で動かし、約8.5kmの走行に挑む。
 乾電池エボルタは、単3形アルカリ乾電池で世界一長持ちする電池としてギネス世界記録に認定されている。
 車両は長さ約4m、幅約1.5m、高さ約1.8mの総重量約400kgの1両編成で、定員は約10人(定員乗車時総重量約1t)、動力源は単1形「エボルタ」99本を使用する。最高速は時速約12km。今回、3並列×33直列で接続し運行する。
 チャレンジは11月2日。1日限定で「エボルタ電池鉄道」を開業し、09年に前線廃止になった秋田県大館市と小坂町を結ぶ旧小坂鉄道の廃線で実施する予定。運転は小坂鉄道のOBが行う。


用語解説 DIPスイッチ

 集積回路(IC)のデュアル・イン-ライン・パッケージ(DIP)と同じ形状・配列の端子を持つ小型の信号制御用スイッチ。電子機器の各種設定用スイッチとして、機器内部のプリント基板上に実装され、プログラム設定、回路切り替え、回路チェックなどの用途に使用される。
 人間の手による操作を前提とせず、専用工具などで操作される。安価で、回路設計も容易であるため、産業用機器を中心に幅広く使用されている。
 DIPスイッチの種類は、操作方式により、スライド型(操作部を摺動させる)、ロータリ型(操作部を回転させる)、ピアノ型(操作部を押し下げる)などに大別され、用途に合わせて使用される。
 DIPスイッチでの隣接する端子間距離(端子間ピッチ)は2.54mmを標準とするが、近年は基板実装面積の省スペース化に対応し、ハーフピッチ(1.27mmピッチ)タイプの需要が増加している。このほか、実装方式や極数、防水仕様などで様々なバリエーションがある。


電波新聞拾い読み 2014年10月15日