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電波新聞拾い読み 2014年10月3日

オムロン 空間に3D映像投影する技術

 オムロンはLED光を透明プレートまたはシートから出射させ、三次元の静止映像を空間に投影できる透明プレート型空間投影技術を世界で初めて開発した。
 看板の3D表示、鉄道の駅構内など各施設における案内表示の立体化、ショーウインドウにディスプレイされた商品の周囲への各種情報やデザインの投影、各種ジェスチャー入力機器や非接触スイッチにおける空間上の感知部分の可視化などの用途提案を行う。
 三次元で奥行きのある表示、実空間の物体への表示の重ね合わせ、複数枚のシートを重ねての使用が可能。シート本体が透明のため目立たず、薄く、軽い、ガラスなどにも貼り付けることができ、設置場所を選ばない。
 透明性があるため、手前だけでなく向こう側にも投影が可能。ディスプレイが透明で目立たないため、映像の空間浮遊感を損なわず、視界が妨げられない。


パナソニック ノートPC秋冬モデル4シリーズ

 パナソニックは2日、ノートPC「レッツノート」の秋冬モデル4シリーズを発表した。
 RZ4シリーズは、10.1型のIPSタッチパネル液晶を搭載。縦横比を16対10にして、ビジネス文書に多い縦方向の情報を多く見られるようにした。WUXGA(1920×1200)で高画質な映像を表示できる。
 ボディーは大学ノート(セミB5)とほぼ同じサイズで、持ち運びもしやすい設計。厚さは19.5mmと40枚ノート5冊組みパックより薄い。
 キーボードは1.5mmストロークで打鍵感を出した。キーレイアウトも横16.8mm、縦14.2mmの葉っぱのような形状をしたリーフ型を採用し、操作性も追求している。CPUにはインテルの「Core Mプロセッサ」を搭載。
 新たにバッテリを開発。従来に比べて電池パックを3分の2のサイズにしつつ、高容量化を実現した10時間程度の長時間駆動を実現。
 薄型筐体で軽量化を追求しつつ強度確保を図るため、ボンネット構造と液晶パネルの間に硬度の異なるダンパーを配置。液晶への負荷を低減して軽量化とタフネスさの両立を可能にした。
 ほかにも、12.5型タッチパネル液晶を搭載してタブレット型にもなる「MX3シリーズ」や、14型の「LX3シリーズ」、12.1型「SX3シリーズ」を製品化。店頭向けは今月17日から発売し、RZ4シリーズを含め市場想定価格は税別16万円から。


JVCケンウッド 米販売会社2社統合

 JVCケンウッドは1日、米販売会社「JVCアメリカ」(ニュージャージー州)と「ケンウッドUSA」(カリフォルニア州)を統合し、「JVCケンウッドUSA」を発足した。
 これまで「JVC」と「ケンウッド」と、それぞれのブランドを扱う2つの販売会社で事業運営してきた。これを1つに統合することで、米国での販売ノウハウや専門知識を集約し、両ブランド製品の販売を拡大していくとともに、物流やバックオフィス機能の効率化を図っていく。


ジェイコム北関東とジェイコム熊谷が合併

 ジュピターテレコム(J:COM)は、連結子会社のジェイコム北関東(さいたま市浦和区)とジェイコム熊谷(埼玉県熊谷市)の両社が来年1月1日付で合併すると発表した。
 合併後はジェイコム北関東が存続会社。2社は今年4月1日にJ:COMと合併した旧ジャパンケーブルネット(JCN)の傘下だった。
 合併後も各局は従来通り存続し、春日部局、川越局、埼玉県央局、越谷局、草加局、熊谷局の6局がジェイコム北関東の傘下になる。


用語解説 SAWフィルター

 SAWフィルターのSAWは、Surface Acoustic Waveの略。弾性表面波のこと。圧電体の薄膜や基板上に規則性のある櫛形電極を形成し、表面波を利用して特定の周波数帯域の電気信号を取り出すフィルター。
 例えばスマホで通話中、相手の声が雑音で聞きづらくなるケースがある。SAWフィルターは、雑音を取り除き、必要な信号だけを通過させる役割を果たすもの。
 スマホは、海外を含めると様々な周波数帯(バンド)が使用されている。現在では1台のスマホで世界中のどこでも使用できるようにするため、周波数帯の異なる複数のSAWフィルターが搭載されるマルチバンド化が進んでいる。
 SAWフィルターの搭載点数が増えることを踏まえて、同フィルターそのものの小型、薄型化の推進や、2つ以上のバンドのフィルターを1つにしたマルチバンドフィルターの開発が行われている。
 SAWフィルターは、スマホ、携帯電話のほか衛星通信、光通信、さらには自動車ではキーレスエントリなどに使用されている。


電波新聞拾い読み 2014年10月3日