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電波新聞拾い読み 2014年10月2日

米マイクロソフト 「ウインドウズ10」来年発売

 米マイクロソフトは9月30日、次期基本ソフト(OS)「ウインドウズ10」を発表した。パソコンでの使い勝手を高め、法人分野で攻勢を強める米アップルや米グーグルに対抗する。来年の早い時期に一般消費者向け機能などを詰め、来年後半に発売する計画。
 マイクロソフトは出遅れた携帯端末分野で挽回するため、2012年10月に「ウインドウズ8」を発売し、昨年10月に改良版「8.1」を投入。しかし、企業ではその後も、マウスやキーボードでの操作性が良い「ウインドウズ7」を使い続ける例が多く、「8」への移行が進んでいない。
 このため「10」では、「スタートボタン」で利用頻度の高いソフトなどの一覧を呼び出す「スタートメニュー」など、「7」の画面や操作方法を復活させる一方、「8」で導入した指先でのタッチ操作などの機能を残した。
 また、スマホ、タブレット端末、パソコン、テレビなど従来のウインドウズよりも幅広い端末に対応している。


パナソニック 画質追求のデジカメ3機種

 パナソニックは、世界最小サイズを実現したファインダ搭載ミラーレス一眼デジタルカメラ「LUMIX GM5」はじめ、世界初4/3型センサー搭載のコンパクトデジタルカメラ「DMC-LX100」など画質にこだわった新製品3機種を11月13日に発売する。
 GM5は、ファインダを搭載したデジタル一眼カメラとしては世界最小サイズ(幅約98.5×高さ約59.5×奥行き約36.1mm、本体質量約180g)を実現した。
 剛性感と軽さを兼ね備えたマグネシウム合金ボディーを採用。
 約116万ドット相当のファインダで、明るい屋外などモニターが見づらいときにも被写体を確認しながら、しっかりフレーミングできる。
 モニターには約92万ドットの高精細約3.0型新タッチパネルモニターを採用。従来機同様の消費電力で輝度を50%以上高めた。
 16M Live MOSセンサーを搭載し、広いダイナミックレンジと高ISO感度時でも低ノイズの高精細な画像を実現する。Wi-Fi搭載でスマホとも簡単に連動できる。AVCHD/MP4のフルハイビジョン60p動画も撮影可能。標準ズームレンズ付属のGM5Kの市場想定価格は税別10万円前後(ボディー9万円前後)。
 コンパクトデジタルカメラDMC-LX100は、ミラーレス一眼で採用する4/3型センサーを搭載し、デジタル一眼カメラと同等の画質を実現した。
 4K動画撮影にも対応。約800万画素の静止画を4K動画から切り出し、劇的な一瞬を残せる。
 撮影に集中できる高精細約276万ドット相当ファインダも搭載。
 市場想定価格は税別10万3000円前後。


アイフォーン6 中国で17日に販売開始

 中国工業・情報化部は9月30日、米アップルの新型スマホ「アイフォーン6」と大型画面「アイフォーン6プラス」にプライバシー保護などの安全性が確認されたとして販売を許可した。世界での発売から1カ月あまり遅れて、アイフォーン6は17日、中国で販売されることになる。


KCCS CATV応急復旧・強靱化無線システムを北海道厚岸町に納入

 京セラコミュニケーションズ(KCCS)は北海道厚岸町に、ケーブルテレビの応急復旧・強靱化無線システム「ワイヤレスリンク23G」を納入した。同町のBCP(事業継続計画)強化の一環。
 11年に町内全域に光ファイバを敷設した厚岸町では、11年3月の東日本大震災で厚岸湖の南北両地区を結ぶ厚岸大橋の両端が冠水。このため町では今後、災害によって光ファイバが切断される恐れがあるとして、ネットワークの多重化対策である無線ネットワークの導入が検討してきた。
 同システムは、総務省の委託で開発した23GHz帯を利用した小型軽量の強靱化システム。


米イーベイ ペイパル分社化

 米インターネット通販・競売大手イーベイは9月30日、ネット決済事業「ペイパル」を来年後半に分社化し、株式を上場すると発表した。決済事業は世界的な電子商取引の拡大に伴って急成長しており、独立させることで競争力をさらに高めることができると判断した。
 イーベイはペイパルを02年に買収。カード情報の入力などが不要なため、手軽で安全という理由から利用者は世界で1億5200万人以上に拡大した。この1年間のペイパルの総収入は前年比19%増の72億ドル(約7900億円)と、イーベイの電子商取引事業の99億ドルに迫る勢い。


パナソニック 茨木工場を売却

 パナソニックがブラウン管やプラズマテレビの主力工場だった茨木工場(大阪府茨木市)の売却で、大和ハウス工業と正式に合意したことが1日、分かった。引き渡しは2015年3月末の予定。
 茨木工場は旧松下電器産業の時代からテレビ生産を手掛け、象徴的な工場だった。関係者によると、敷地の3分の2程度はヤマト運輸が賃貸。残りは大和ハウスが事業用地として分譲する方針という。


用語解説 リモコン

 リモートコントロール(遠隔操作)ユニットの略。機器や装置、スイッチなどを離れた場所から操作したり制御するためのユニット。
 AV機器の電源の入切、チャンネル・音量の変更、冷暖房機器の温度・風量調節、照明器具の操作など、幅広い分野で使用される。
 リモコンの種類には、赤外線(Ir)タイプと電波(RF)タイプがある。リモコン市場では、コスト面の優位さなどから、長年、赤外線方式が主流を占めてきたが、最近の薄型テレビやSTBなどでは、付加価値の高いRFリモコンが使用されるケースも増加している。RFリモコンの特徴としては、双方向通信に適していることや、通信速度の速さ、無指向性、障害物に強いことなどがある。
 RFリモコンの無線通信仕様は、主に315MHz帯などの微弱無線、ブルートゥース、ZigBeeなどが使用される。
 最近は、ホームネットワーク市場に照準を合わせ、モーションコントロール/音声伝送通信対応などの高機能リモコンも開発されている。


電波新聞拾い読み 2014年10月2日