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電波新聞拾い読み 2014年9月30日

J:COMのAMラジオ聴取可能地域拡大

 関東圏でジュピターテレコム(J:COM)のAMラジオ聴取可能地域が、10月1日から約780万世帯に拡大する。同社とTBSラジオ、文化放送、ニッポン放送が29日発表した。
 J:COMと合併した級ジャパンケーブルネット(JCN)のサービスエリア約340万世帯が新たに聴取可能地域に加わったため。ただしJ:COM港新宿の一部地域は対象外。
 これにより在京ラジオ3局の番組が、J:COMのケーブル網を通じて家庭のテレビで聴取可能になった。


スカパーとWOWOW 御嶽山噴火被害で対応策

 スカパーJSATとWOWOWは29日、御嶽山噴火の被害により27日災害救助法が適用された長野県木曽町と同王滝村の加入者に対し、対応策を発表した。
 スカパーJSATは契約者の申し出により、視聴困難と認められた場合、10月の視聴料を免除する。
 WOWOWは被災を原因とする視聴不能などの場合、専用フリーダイヤルで29日から10月31日まで受け付け、被害状況に応じて料金免除からどうか決める。


パナソニック 「テクニクス」ブランド復活

 パナソニックは29日、高級オーディオ専用ブランド「テクニクス」の新製品群を来年2月から順次発売すると発表した。これまで培ってきた音響技術を集めた最上位「R1シリーズ」と、上位機の技術をより幅広い人が楽しめるよう開発した「C700シリーズ」の2シリーズ計7機種を用意し、オーディオや音楽愛好家に訴求していく。
 テクニクスは1965年のブランド誕生以来、スピーカ、ダイレクトドライブ・ターンテーブル、低歪みステレオパワーアンプなど原音に忠実な高音質を追求した製品群を投入してきた。ただ、08年のダイレクトドライブプレヤー発売を最後にブランド展開を休止していた。
 発売する催事用意のリファレンスシステム「R1シリーズ」はステレオパワーアンプ(158万円)、ネットワークオーディオコントロールプレヤー(83万8000円)、スピーカシステム(134万8000円/1本)の3製品。正確な音の再現を実現する技術と最先端のデジタル技術により、CDより高音質なハイレゾリューション音源を原音に忠実に再現する。
 プレミアムシリーズ「C700シリーズ」はアンプ(15万8000円)、ネットワークオーディオプレヤー(13万8000円)、CDプレヤー(12万8000円)、スピーカシステム(15万8000円/2本)の4機種を用意。テクニクスの高音質再現技術を投入し、幅広い人が高音質を楽しめるようにした。


HD-PLCアライアンス PLCとWi-Fi搭載アダプタの普及促進に注力

 PLC(電力線通信)方式の一つである「HD-PLC」の普及促進を図る任意団体HD-PLCアライアンスは、無線LAN(Wi-Fi)のアクセスポイント機能を搭載したPLCアダプタ「PLC+ワイファイアダプター」の普及拡大に力を注ぐ。
 これまでPLCとWi-Fiは、通信方式が有線と無線で異なるため、ホームネットワーク内で棲み分けしていたが、「利用者にとっては、快適なホームネットワーク環境を構築できることが一番の目的」と指摘。大容量、安定性などのPLCと、場所を選ばない、瞬間的に高速などのWi-Fiの双方の特徴を生かせる製品を開発した。
 家庭内のバックボーンはPLC、モバイル端末はWi-Fiという瑠璃用環境を想定している。PLC関連製品の普及が進む欧州では同様の製品はすでに発売されているが、日本ではこれから。
 10月7-11日に幕張メッセで開催される「CEATEC_JAPAN」のコンファレンススポンサーセッションで9日、セミナーを実施する。台湾の兆赫電子(ジンウェル)が開発した「PLC+ワイファイアダプターを国内初出品。同様の機能を備えた製品開発をメーカー各社に促し、国内での普及拡大を目指す。
 海外では、Wi-Fiの通信環境を宅内の各部屋にまで拡張できる「ワイファイエクステンダー」と呼ばれ、新製品は「無線と有線の両方の通信環境を家の隅々まで延長できる」とアピール。
 家庭に引き込むインターネット回線をPLCに変換し、家庭内の角コンセントまでは高速のPLC回線を張り巡らせる。一般的な家庭だとWi-Fiルーターから離れた場所では通信速度が落ちるが、PLCアダプタが各部屋にあれば、コンセントから近い場所では高速通信が可能。
 インドの3都市で4月にPLCの実証実験を実施し、高い通信品質を確認した。LTEとFTTHのインフラ整備が急速に進み、ホームネットワークでWi-FiとPLCの標準採用を目指す。
 欧州各国では、街路灯の電球の故障の早期発見に「PLC+ワイファイアダプター」を活用した実証実験の計画もある。


エスケーアイ 岐阜県で太陽光発電所稼働開始

 携帯電話販売代理店のエスケーアイ(名古屋市中区)は、太陽光発電所「エスケーアイ岩村発電所」(岐阜県恵那市)を竣工し、9月から稼働を開始した。
 「エスケーアイ岩村発電所」は土地面積1万2703平方メートル、出力約900kW。年間予想発電量は約128万kWh。


用語解説 校正(Calibration)

 計測器の精度・機能・動作を確認すること。景気または測定計聞きの示す値と、標準によって実現される値との関係を確定するための一連の作業を指す。
 校正には、計器を調整して正しい値を表示するように修正をする作業などは含まれていない。製品を検査する計測器が、判定基準に適合していることによって、製品の品質を間接的に証明することになる。
 校正によって指摘された誤差は、別途整備して修正する必要がある。
 校正をするためには「校正業務を実施できる認証資格を保有している」ことが必要である。これは社内校正、社外校正を問わず不可欠な条件。
 ISOの校正要件は、次の3つとなっている。
 @校正に使用する標準機のトレーサビリティが確立していること A校正作業員は資格化された一定レベルの技術を保有していること B校正手順が明確になっていること C校正を証明する品質記録があること。


電波新聞拾い読み 2014年9月30日