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電波新聞拾い読み 2014年9月8日

家電見本市「IFA」盛況

 世界最大の総合家電見本市「IFA2014」(ベルリンショー)が5日、ドイツの首都ベルリンで開幕した。54回目を迎える今回は、前年比3%増の1538社が出展、展示面積も同3%増の14万9500平方メートルと過去最大規模。開幕に先立ち、日系メーカーをはじめ主要メーカーが最新製品を発表、活況を呈している。高精細4K対応テレビをはじめとした次世代テレビから、スマホやウエアラブル端末、白モノ家電まで、”スマート”をキーワードに新しいライフスタイルの提案が行われている。会期は10日まで。会期中は昨年の24万人を上回る来場者数が見込まれている。


シャープ プラズマクラスターセラミックファンヒーター

 シャープは軽量・コンパクトで手軽に持ち運びができ、暖房と空気浄化で一年中使えるプラズマクラスターセラミックファンヒーター「HX-DS1」を20日から発売する。市場想定価格は税別2万円前後。
 新製品は、軽量(約3.1kg)・コンパクトで、簡単に片手で持ち運べ、脱衣所などの狭い場所でも使える。
 温風の吹き出し口が縦長なので、膝から下全体をしっかり温めることができる。1150Wの暖房能力を持ち、温風温度も高く、足元の冷える朝の身支度時や料理中のキッチン、洗面所など、パーソナル暖房機として様々な生活シーンで活用できる。高濃度プラズマクラスターイオン7000を放出する空気浄化モードを搭載し、カビや臭いが気になる洗面所やクロゼットなどで、暖房シーズン以外にも一年中使用できる。
 ヒーター部には温度が上がりすぎないPTCセラミックヒーターを採用し、さらに本体が倒れた時は、自動的に運転を停止する転倒自動停止装置も搭載。暖房運転時には切り忘れ防止機能が作動し、暖房運転開始から8時間後に自動的に運転を停止する。


ソニー 時計型とリストバンド型のウエアラブル端末

 ソニーはウエアラブル端末の新製品として、OSに「アンドロイド・ウエア」を搭載した腕時計型の「スマートウォッチ3」と、リストバンド型の「スマートバンド・トーク」を発表した。
 スマートウォッチ3は、単体でも音楽再生など複数機能を利用できるよう設計。マイク、加速度計、コンパス、ジャイロ、GPSセンサーを搭載、ユーザーの屋内外での行動を追跡、生活情報を収集し、健康管理などに役立てることが可能。
 1.6インチの半透過型液晶ディスプレイ(320×320p)を搭載。防水対応で、マイクロUSB端子を介して充電できる。4GB ROM搭載。
 一方、スマートバンド・トークは、マイクとスピーカ内蔵で音声通話ができるほか、ボイスコマンドによるスマホ操作も可能。1.4インチ曲面型電子ペーパーディスプレイを搭載。日常の様々な行動を記録する「ライフログ」アプリ対応。両製品とも今秋発売の予定。


用語解説 指静脈認証技術

 セキュリティ管理の重要性がますます高まる中で、バイオメトリクス(生体認証)を使った認証技術が注目されている。
 バイオメトリクスは、指紋や瞳の虹彩、声紋などの個人個人で異なる特徴を使って本人確認をする技術。静脈認証技術も生体認証技術の一つで、静脈のパターンで認証する技術として、近年注目を集めている。
 静脈も指紋、虹彩と同様に、同じパターンを持つ人は存在しないことから、誤認率が極めて低い技術といわれている。
 指静脈認証は、指の静脈のパターンを透過撮影、これを記録しておき本人認証に活用する。認証に自分の指を使用するため、複製される問題や紛失、盗難の心配もない。静脈のパターンは指紋などよりも複雑で、安全性、信頼性に極めて優れている。
 サイバー犯罪が増加している中で、誤認率の低い、手のひらや指の静脈を使った認証技術が、金融機関で本格的に導入されてきている。


電波新聞拾い読み 2014年9月8日