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電波新聞拾い読み 2014年8月29日

キヤノン インクジェットプリンタ戦略モデル

 キヤノン、キヤノンマーケティングジャパン(キヤノンMJ)は28日、家庭用、ビジネス向けのインクジェットプリンタの戦略モデルなど新製品を発表した。
 家庭用は「PIXUS(ピクサス)」シリーズの新製品として、フラグシップモデルの「PIXUS MG7530」など4機種を9月4日に発売、ラインアップを強化する。
 新製品は、スマホやタブレット、クラウドサービスとの連携を強化。多くのクラウドサービスから簡単なプリントやスキャンができる「PIXUSクラウドリンク」といった「より身近に、簡単に、楽しく」プリントできる環境を提供する。
 PIXUS MG7530は、NFC(近距離無線通信)に対応するスマホやタブレットをプリンタにかざすだけで、選んだ写真を自動的にプリントできる機能を搭載した。各種クラウドと連携できる「PIXUSクラウドリンク」には全機種とも対応している。
 ビジネス向けには、小規模事業所向けの新ブランド「MAXIFY」を投入。第1弾として10月に5機種を発売する。レーザープリンタ「Satera」シリーズと併せて販売を強化する。


ブラザー販売 インクジェットプリンタ17機種

 プラザー販売は、新インク搭載で写真画質を向上したネオシリーズを主力とするインクジェットプリンタ「PRIVIO」の新製品17機種を、9月下旬に発売する。
 PRIVIOは、家庭用からビジネス用まで幅広くラインアップしている。今回の新製品は、印字速度や独自のクラウド技術をの活用、低待機電力技術搭載など従来の機能はそのままで、写真画質の向上や年賀状向けのスマホアプリ機能など、さらなる価値向上を実現した。
 ネオシリーズは新インクを搭載。黒および暗部の色の再現性を強化することでコントラストを高めて、従来機種に比べて色の再現領域を約13%増加し、メリハリのある写真印刷を実現している。
 全機種に搭載したスマホアプリ「ブラザー年賀状プリント」は、3ステップで年賀状を作成できる。ルーターなしでも簡単に接続できる「Wi-Fi Direct」搭載機種を、従来の3モデルから7モデルに拡充し、利便性を向上した。
 発売するのはネオシリーズ3機種、ベーシックシリーズ5機種、同シリーズ子機付き8機種、シンプルシリーズ1機種。


パイオニアとシャープ 光ディスク分野の資本提携を解消

 パイオニアは28日、シャープと07年9月に締結した光ディスク分野などの共同開発に向けた業務・資本提携について、資本提携を解消すると発表した。両社間で当初の目的を達成したと判断したためと説明している。同社は現在、合弁会社で光ディスク事業を行っているが、業務提携を継続する。


サムスン電子 3D TSV技術使用の64GB DDR4 RDIMM量産開始

 韓国のサムスン電子は27日、3Dシリコン貫通電極(TSV)技術を使用した業界初の64GB DDRR4 RDIMMの量産を開始したと発表した。
 新RDIMMは、4ギガビットDDR4 DRAMチップを144個使用している。まずチップを4個積み重ね、1個のDDR4 DRAMサブモジュールを作成。これを36個並べて1個のRDIMMとする。製造にはサムスンの20nm級プロセス技術と、3D TSV技術を使用した。
 3D TSVは、シリコンダイを垂直に積み上げ、細長い柱上の電極で貫通、電機的に相互接続する3次元実装技術。これを適用した新64GBモジュールは、従来のワイヤボンディングを使用したモジュールに比べて2倍の高速性能を実現、同時に消費電力を半減することに成功した。


シャープ 伊勢崎太陽光発電所が稼働

 シャープと芙蓉総合リースが共同出資する合同会社クリスタル・クリア・ソーラーは26日、群馬県伊勢崎市で「シャープ伊勢崎太陽光発電所」(敷地面積約5万7096平方メートル)の商業運転を開始した。
 設備容量は3.3MW。年間予測発電量は約370万kWh。


KDDIなど 広島市内の一部避難所に公衆無線LAN設置

 KDDIおよびワイヤ・アンド・ワイヤレス(東京都中央区)は26日、広島県の大雨被害により被災した地域の支援をするため、広島市内の一部の避難所などに公衆無線LANを設置した。


用語解説 H.323

 ITU-T(国際電気通信連合・電気通信標準化部門)で標準化された映像圧縮規格の一つで、テレビ会議やビデオ会議を行う際に使われる。
 「H.323」は、もともとISDN回線で使われる「H.320」を、LANやインターネットなど、IP(インターネット・プロトコル)ネットワークに対応させたもの。ネットワーク上で音声・動画を1対1で送受信するために、音声、映像方式、データを圧縮伸長する方式になる。
 1996年に最初のH.323がITU-Tに承認され、96年に「Version2」が承認された。この規格に準拠した製品であれば別メーカーのテレビ会議システムでの接続ができるようになる。一般的なテレビ会議システムやビデオ会議システムはH.323に準拠させたものが多い。
 実際にテレビ会議やビデオ会議をする場合には、会議用端末のほか、端末を制御するゲートキーパー、MCU(多地点接続装置)などが必要になり、それぞれがH.323で接続することで多地点の音声映像会議が円滑に行えるようになる。


電波新聞拾い読み 2014年8月29日