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電波新聞拾い読み 2014年7月11日

LGエレクトロニクス 子供向けウエアラブル端末

 韓国LGエレクトロニクスは、リストバンド型の子供向けウエアラブル端末「KizON(キッズオン)」を発表、10日から韓国で発売を開始した。
 同製品はGPSとWi-Fi機能を利用して、子供の居場所を追跡し、親のアンドロイド搭載スマホに位置情報をリアルタイムで通知する。
 子供は端末表面のボタンを押すだけで、あらかじめ番号を設定している保護者のスマホと接続、いつでも通話が可能。また着信後10秒以内に子供が返答しない場合は、端末に組み込まれたマイクが自動的に作動し集音、親はその音をスマホから聞き、状況を把握することができる。
 バッテリは、400mAh。一度の充電で36時間利用が可能。バンドには防水性のあるポリチオウレタン系材料を使用した。
 サイズは34.7×55.2×13.9mm。2G/3Gネットワーク対応。
 LGでは韓国に続いて年内に北米や欧州でも販売する計画。


PC世界出荷 4-6月、2年ぶりプラス

 米ガートナーは9日、4-6月期の世界PC出荷台数が前年同期比0.1%増の7576万台(暫定値)となり、12年1-3月期以来、9四半期ぶりに前年を上回った。
 「ウインドウズXP」のサポート終了などを背景とした買い替え需要に支えられた。
 地域別では、米国(7.4%増)など先進国を中心に販売が回復。一方、新興国では低価格のタブレット型多機能携帯端末が人気で、PC販売は低迷が続いた。ガートナーは「先進国では企業が買い替え時期を迎えている」と指摘。当面は緩やかな回復が続くとみている。


タブレット端末国内出荷 1-3月は12%増

 IDC Japanが10日発表した国内タブレット端末の14年第1四半期(1-3月)の出荷台数は、前年同期比12.3%増の212万台となった。
 前期(13年10-12月期)に続き2期連続で200万台を超えた。
 今期は、個人向けタブレットの出荷台数が同9.1%減の142万台となった一方で、法人向けタブレットが同115.9%増と好調にに推移し70万台にまで増加した。好調の背景には、マイクロソフトのウインドウズが端末の出荷が好調で法人向けが大きく伸びたことや、NTTドコモ向け高速4G回線付きアンドロイド端末が堅調だったことがある。


用語解説 フラックス

 はんだ合金の一種で、250度C前後の熱を加えると溶融し、冷めると凝固する。松ヤニ(ロジン)など植物性天然樹脂に薬品を加えたもの。約90度Cではんだよりも先に溶け、金属表面を洗い、金属の表面や溶けたはんだ表面の酸化膜、汚れを除去する。これにより、はんだと金属の接合性を高める役割がある。
 はんだ材料にフラックスを混ぜ合わせたペースト状のはんだを「ソルダペースト」または「はんだペースト」と呼ぶ。合金成分としてかつてはスズ(Sn)、銅(Cu)、鉛(Pb)が主流だった。だが鉛が環境に与える影響から、現在は鉛に代えてスズと銅を母材に、銀(Ag)を加えた製品が普及。
 銀はははんだのコストの約半分を占める。十数年前に比べて銀の価格が4-5倍に高騰した今、銀の量を減らすことが課題。このため業界では、銀の含有量を3%から1%、またはそれ以下に減らす「低銀はんだ」の製品化が進む。
 銀の代わりにインジウム(In)やコバルト(Co)、アンチモン(Sb)、ゲルマニウム(Ge)などの添加ではんだの強度を高めている。


電波新聞拾い読み 2014年7月11日