トップページ > 電波新聞拾い読み > 2014年6月24日

電波新聞拾い読み 2014年6月24日

5月の国内PC出荷 23%伸長

 電子情報技術産業協会(JEITA)が23日発表した5月の国内PC出荷動向によると、出荷台数は前年同月比23.2%増の87万5000台だった。2桁増は8カ月連続。
 また5月としては、現在の集計方式となった07年度以降、過去最高となった。
 消費税増税前の駆け込み需要の反動はあったものの、マイクロソフトの「ウインドウズXP」サポート終了を受け、買い替え需要が引き続き旺盛だったようだ。
 特にノートPCの出荷が好調で前年同月比29.3%増の63万3000台、出荷比率は72.8%となった。デスクトップは同9.8%増の24万2000台だった。


13年度回収の使用済みPC 前年比5.8%増89万台強

 パソコン3R推進協会が23日発表した2013年度の使用済みパソコンの回収資源化実績によると、13年度に回収した使用済みPCは前年度比5.8%増の89万2000台となった。ウインドウズXPサポート終了や消費増税に伴う買い替えの促進などもあり伸びた。
 実績の内訳をみると、家庭から回収したPCは同6.0%増の47万3000台、法人から回収したPCが同5.5%増の41万9000台となり、いずれも前年を上回った。
 家庭から回収したPCは、リサイクルのための回収が同6.6%増の44万9000台となり、製品リユースのための回収は同4.3%減と2万4000台だった。
 一方、法人から回収したPCはリサイクルのための回収量が同1.8%増の30万9000台、リユースのための回収は同17.5%増の11万台となった。
 リサイクルのために回収されたPCをみると、デスクトップ型PC本体の減少をノート型PCが増加して補う形となり、家庭も法人も前年度から約7%増加。表示装置では家庭ではブラウン管式の減少を液晶式で補い、全体で同約5%増加した。一方、法人からの回収では両方とも実績を下回った。


サムスン電子 3つに折りたためるタブレット開発へ

 韓国サムスン電子は、15年初めの商品化を目指して、3つに折りたためるタブレットPCの開発に取り組んでいる。
 韓国のポータルサイト、ダウムなどによると、サムスン電子は1枚のパネルを3つに折り畳んでスマホ用ディスプレイとして、またタブレット向けにはディスプレイを3枚に広げて使用できる端末の開発を急いでいるという。
 パネルの中央にある折り曲げのジョイント(継ぎ目)をいかに取り去るかの検討もしていると、同メディアは伝えている。
 サムスン電子が今回、折り畳み用タブレット向けに検討しているのはLCDではなく8-9型のフルHDの有機EL。
 今後の商品化までの課題としては、折り畳んだ状態でいかに薄いデザインにするか。また、ディスプレイのサイズに応じて、アプリケーションソフト開発者の努力が必要になるという。


用語解説 静電容量方式タッチパネル

 パネル表面に指を近づけると微弱な電流が発生し、静電容量(電化)に変化が生じる。その際の電極の静電容量変化を検知して電気信号に変換する仕組みの入力デバイス。タッチパネルの代表的な方式の一つ。
 抵抗膜方式と比べ、軽いタッチでの操作が可能で、スムーズな操作感が得られるのが特徴。スマホやタブレット端末などの携帯端末用タッチパネルの主流として多用されているほか、様々な用途で年々需要が増加している。
 静電容量方式タッチパネルの検出方式は投影型と表面型の2種類がある。
 投影型は一般に絶縁体フィルムとその下の電極層、制御ICを搭載する基板層で構成される。多点検出が可能で、操作性に優れ、耐光性にも優れるなどの特徴から、近年、スマホなどのモバイル機器向けに需要が増加している。
 表面型はカバー、導電膜、ガラス基板の3層からなり、安価でノイズに強い、大型化が容易などの特徴を持ち、10型以上の製品で使用される場合が多い。


電波新聞拾い読み 2014年6月24日