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電波新聞拾い読み 2014年6月17日

NEC サイバー攻撃対策強化

 NECは、企業や官公庁をサイバー攻撃から守るための支援を総合的に行う「サイバーセキュリティ・ファクトリー」を開設し、本格稼働した。
 ファクトリーは、サイバー攻撃対策を包括的に行うサイバーセキュリティ総合支援サービスの中核拠点と位置付け、ネットワークやWebサイトのセキュリティ対策にたけたプロのセキュリティ専門スタッフ50人体制で運用を行う。
 サイバーセキュリティ総合支援サービスは、セキュリティに関する導入から運用監視、定期診断、緊急応援、詳細解析、改善支援といった各種サービスをワンストップで提供。NECグループで培ってきた技術に加え、パートナー企業などと協業し行っていく。
 拠点では、顧客のシステムを24時間365日体制で監視。不正な通信やマルウエア(悪意のあるソフトウエア)への感染が疑われる場合は、速やかに報告をするセキュリティオペレーションセンター機能(SOC)を持つほか、「全国400拠点を持つNECフィールディングと連携し、緊急時に初動対応を行うサイバーインシデント駆け付けサービスなども展開する」。
 サイバー攻撃の証跡の収集も行い、最新の攻撃手法やマルウエアなどの動向を調査し、日々変化する攻撃などに対して迅速に対応できるようにしていく。


米AMD 事業再編を計画

 米半導体大手のAMDが、事業再編計画を発表した。
 来月1日付けで、コンピューティング・グラフィックス事業と、エンタープライズ、組み込みおよびセミカスタム事業の2部門体制とする。過去数年間にわたって進めてきた構造改革の一環。


米モジラ 自社OS搭載25ドルスマホをインドで計画

 米モジラ財団は、自社OS「ファイヤーフォックス」を搭載した25ドルのスマホをインドで年内に販売する考えを明らかにした。
 Webブラウザの開発で知られるモジラは、昨年からスマホ市場に参入。これまで南米や欧州で自社OSベースの製品を販売してきた。
 これらスマホの価格は60ドル程度だが、同社はアジアの新興市場向けとしてさらに低価格の端末開発を進めてきた。
 25ドルスマホは、中国のベースバンド企業、スプレッドトラムと共同開発したプロセッサを搭載する。
 インドではスマホ需要が急速に高まっており、米IDCによると第1四半期(1-3月)のスマホ出荷台数は前年同期比186%増の1759万台。携帯電話出荷に占めるスマホの割合は同10%から29%に拡大した。需要の中心は200ドルを下回る製品分野で、全体の78%を構成する。


用語解説 乾電池

 電解液を固体の材料に染みこませた筒型の使い捨て電池のこと。電池は電解液を使うが、液体のまま使うものに対し、1888年にドイツのカール・ガスナーが電解液を石こうで固めることで液体がこぼれない電池を発明し、乾いた電池ということで乾電池と呼ばれるようになった。
 乾電池は一般的に充電のできない使い捨ての円筒型電池のことを指し、一次電池と位置付けられる。現在の一般的な乾電池はマンガン乾電池とアルカリ乾電池が一般的。電池の内部は正極に二酸化マンガン、負極に亜鉛、電解液に塩化亜鉛を使っている。
 アルカリ乾電池は、マンガン乾電池よりも大容量で電圧低下が少ない。マンガン電池と同様に正極に二酸化マンガン、負極に亜鉛を使うが、材料の配分が違う。電解液には水酸化カリウムというアルカリ性液を使うことからアルカリマンガン乾電池などとも呼ばれる。最近の電子機器は電力を必要とするものが多く、マンガン電池の上位に当たるアルカリ乾電池を使うケースが増えている。


電波新聞拾い読み 2014年6月17日