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電波新聞拾い読み 2014年6月6日

米インテル 次世代プロセッサ搭載2イン1端末公開

 米インテルは、台湾で開催中の「コンピュテックス台北」で、世界初の14ナノメートルプロセスによる次世代プロセッサ(開発コード名=ブロードウェル)を搭載した、ファンレス2イン1デバイスを公開した。
 ブロードウェルは、先進の14ナノメートル技術を適用、2イン1デバイス向けに特別設計されたプロセッサ。今年後半にも「CoreM」の名称で悌起用される予定。
 今回披露した2イン1端末は参考設計で12.5型ディスプレイを搭載。薄さ7.2mmながら着脱可能な薄型キーボードを装備する。重さは670g。
 基調講演を行った同社のレネイ・ジェームス社長は「PCは形を変えながら成長を続けていく」と発言。「当社の技術領域や可能性は、クラウドからモノのインターネット(IoT)、モバイル・コンピューティングやウエアラブル技術に拡大している」と強調した。
 同社は今回、外見や価格帯、OSなど、様々な種類のタブレットやスマホの実現に向け、幅広いSoCラインアップを提供していく方針も発表。同社のプロセッサを搭載した新製品の投入が、年内約130種類に及ぶことなど明らかにした。


世界半導体売上げ 12カ月連続で前年上回る

 米半導体工業会(SIA)は4日、4月の世界半導体売上高が前年同月比11.5%増の263億4000万ドルになったと発表。
 米州が同14.7%増と引き続き好調だったほか、全地域がプラスを記録した。前年実績を上回るのは12カ月連続。
 前月比では、米州と欧州が微減となり、全体の伸びは0.7%増にとどまった。
 ブライアン・トゥーイー会長は「世界の半導体市場は、4月は引き続き強い勢いを示した。全地域およびすべての製品分野が前年同期の売上げを上回った。この流れは年内、15年も続くと思われる」と述べた。


パナソニック 3チューナ搭載BDレコーダ

 パナソニックは、HDD搭載ハイビジョンブルーレイディスクレコーダ「DIGA(ディーガ)」の新商品DMR-BZT665を6月20日から発売する。
 スタンダードモデルながら3チューナを搭載。スカパーと合わせて4番組の同時録画ができる。HDD容量は1TB。
 市場想定価格は税別7万3000円前後。


用語解説 DTCP

 Digital Transmission Content Protectionの略で、デジタルコンテンツ保護技術の一つ。ホームネットワークなどの通信で使われるIEEE1394による通信の際に著作権を保護した状態でコンテンツを伝送する規格になる。
 03年に日立製作所、インテル、パナソニック、ソニー、東芝の5社が共同で開発し発表した。DTCPに対応した機器はDTLA(Digital Transmission Licensing Administrator)が発行するライセンスを持っており、このライセンスで認証を行うことで機器間で安全なコンテンツの伝送をする。
 具体的には公開鍵暗号方式を使いデータを暗号化しコンテンツを伝送。相互に認証している機器で暗号化されたデータを復号することでコンテンツを見られるようにしている。DTCPの技術を使ったネットワークにDTCP-IPがある。13年からは公衆回線を使い外出先からでもコンテンツが見られる最新規格「DTCP+」も公開され対応機器も増えてきている。


電波新聞拾い読み 2014年6月6日