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電波新聞拾い読み 2014年6月4日

半導体世界市場 WSTS予測 16年まで緩やか成長

 世界の主要半導体メーカーが加盟する世界的な半導体市場統計機関、WSTSは3日、14年から3年間の世界市場見通しを発表した。
 14年は、過去最高となった13年(3055億8400万ドル)から6.5%増の3253億7900万ドルが見込まれ、その後も15年は前年比3.3%増、16年は同4.3%増と緩やかな成長を継続するとみている。
 14年の地域別売上げは、米州が前年比2.1%増の627億9300万ドル。欧州同7.9%増の376億4400万ドル、アジア太平洋同9.3%増の1905億8000万ドル、日本同1.3%減の343億6000万ドルとの予想。
 日本のみマイナス見通しだが、円ベースでは、円安による好調な輸出や内需の回復を背景として、前年比4.0%増の約3兆5300億円となる見通し。また、15は同2.0%増の3兆6000億円、16年は同3.0%増の3兆7100億円と、プラス基調が続くとみている。


イー・アクセス ウィルコムと合併

 イー・アクセスは、1日付けでウィルコムと合併した。今後は、イー・アクセスの無線事業と固定通信事業、ウィルコムの展開するPHS事業を引き続き発展させるとともに、スマホ分野に一層注力していく。
 新会社は当初、イー・アクセスの社名を継承するが、後日、ワイヤレスワイモバイルに変更、ヤフーと協業で「Y!mobile」ブランドを展開していく。


JVCケンウッド 音楽練習用レコーダ3機種

 JVCケンウッドは3日、JVCブランドの音楽練習用ポータブルデジタルレコーダ「レッスンマスター」を6月上旬から発売すると発表した。大人数での練習ができる機種や、持ち運びしやすいコンパクトサイズまで3機種を用意。用途に合わせて選べるようにしている。
 新製品は、楽器のチューニング機能と店舗を音で知らせる機能を搭載しており、チューニングとテンポ合わせが1台でできる。曲の重点ポイントを繰り返し練習できる機能により、繰り返し聞きたい部分を選んだリピート再生も可能。
 音程を変えずに再生スピードを調節できるため、難しいパートも効率よく練習できるほか、再生中にマーキングすれば簡単に頭出しすることもできるようになっている。記録はマイクロSDカードで簡単にでき、独自の高音質信号処理技術により、臨場感のある録音再生ができる。
 大人数の編集に適した「RD-R20」(3万7800円)と、持ち運びできる上位機「XA-LM30」(3万1500円)は、一人で音を重ねてアンサンブル練習ができる「重ね録音」機能や、特定の音だけ低減して自分のパートを練習できる「パートキャンセル」機能、演奏にエコーを付けられる機能などを搭載している。


パイオニア USB接続のスピーカ

 パイオニアは3日、小音量でも高音質で臨場感のある音が楽しめるUSB接続のスピーカを発表した。新製品は世界で初めて筐体にマグネシウムを採用。机の上に設置してライブ感のある音が再生できることから、新ブランド「DESK LIVE」として展開する。7月中旬からから発売する。
 新製品の「ISS-C270A-S」は、スピーカと耳との距離が比較的近い環境で優れた臨場感を出す新開発の「高帯域フルレンジスピーカー」を搭載した。軽量で高剛性の純アルミ製振動板と、独自の超高温域再生技術を組み合わせ、伸びのある高音を再生する。
 筐体とバスレフポートには、世界で初めて堅牢で共振の少ないマグネシウムを使った。これにより、筐体やバスレフポートの共振を抑制し、クリアで原音に忠実な音を再現する。小音量再生でも情報を損なわず再生できる高音質アナログアンプICを、左右のチャンネルに独立して搭載、明瞭な定位感も実現した。
 併せて、2つの大容量電解コンデンサとDC/DCコンバータ回路により電源ブロックを採用。通常のUSB電源では補えない電力を確保し、瞬間的にパワーの必要な音楽でもノイズを抑えた再生が可能。
 本体には外部アンプを直接接続できるパッシブ接続端子も装備しているため、USB-DAC(USBからのデジタル信号をアナログに高音質に変換する機器)や、アンプを使って音楽を楽しめる。
 最近、パソコンを使いながら良い音で音楽を楽しむために、USB-DSCやアンプ、小型スピーカをパソコンと組み合わせるユーザーが増えていることから、今回の製品を開発した。


用語解説 サイバー攻撃

 コンピュータやネットワーク、コンピュータシステム上のソフトソフトや情報などを標的に、ネットワーク経由で攻撃を行うことを指す。
 悪意のあるソフトウエア(マルウエア)などがコンピュータ内に入り、システムを不能にしたり、ネットワークを使えなくする攻撃もあれば、企業のシステムを停止させたり、乗っ取ることもある。機密情報の搾取や個人情報の不正取得、Webページの改ざんなどもサイバー攻撃の一部。
 最近は特定の企業や組織、機関、個人などに対し、情報の不正取得や業務の妨害などを目的に行う標的型攻撃が増えてきている。偽装メールを使った攻撃が一般的で、添付ファイルを開くと自動的に情報を搾取するプログラムが起動したり、相手を信用させる内容などで情報を引き出す手口もある。
 サイバー攻撃の対策にはセキュリティソフトを入れることが第一だが、攻撃された場合の対応などセキュリティに対する決まり事を作り、迅速に対応することも求められている。


電波新聞拾い読み 2014年6月4日