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電波新聞拾い読み 2014年5月21日

国内初の4K試験放送 6月2日から衛星放送で

 次世代放送推進フォーラム(NexTV-F)は20日、6月2日から同フォーラムが放送主体(放送局)になって衛星放送で国内初の4K試験放送を開始すると発表した。
 同フォーラムのチャンネル名称は「Channel 4K」、6月2日の午後1時30分放送開始、当初は1日6時間程度の放送。
 視聴は無料だが、著作権保護のためのスクランブルを解除する目的で、同フォーラムに事前申し込みが必要。
 衛星は東経124/128度CSデジタル放送用が使用され、4K60Pによる放送。
 映像圧縮はMPEG2の約4倍の圧縮効率を持つHEVC(高効率画像圧縮)方式が使用される。
 受信には4K放送対応のテレビ、ハイスピードHDMIケーブル(カテゴリー2)、今後発売予定のChannel 4K対応受信機および、スカパー!ICカード、124/128度CSデジタル放送対応アンテナなどが必要になる。


シャープ 4Kレコーダを6月に

 シャープは20日、6月2日に開局する高精細4K専門チャンネルが放送する4K試験放送をそのまま受信し録画再生できる4Kレコーダを業界で初めて商品化し発表した。同時発売の4K対応液晶テレビと組み合わせることで家庭でいち早く4K試験放送が視聴できるようになる。
 6月25日に発売するレコーダ「アクオス 4Kレコーダー」は6月2日は6月2日開局予定の4K専門チャンネルが配信する4K試験放送をそのまま受信できる。4K対応アクオスと接続すれば4K試験放送がすぐにみられる。
 レコーダと同時に発売する4K対応液晶テレビ新製品「アクオスUD20ライン」は、レコーダと組み合わせ4K試験放送が視聴できるだけでなく、10月からサービス予定の4Kビデオオンデマンドサービスの4Kコンテンツをそのまま楽しめる。


ブラザー販売 ドキュメントスキャナ新製品

 ブラザー販売は、ドキュメントスキャナ「JUSTIO(ジャスティオ)」シリーズの新製品として、PCなしでもスキャン可能な「MDS-820W」を6月上旬に発売する。
 新製品は、リチウムイオン充電池を搭載し、PCからの電源供給なしでスキャナを使用できる。1回の充電で約450枚スキャンできる。無線LANがオフの時の充電は、付属のマイクロUSBで行う。
 専用アプリを使用すると、SDカードに保存してある画像をスキャナから直接スマホやタブレットで閲覧することができる。
 1.2インチ液晶とボタンで操作性もアップした。


用語解説 エコキュート

 エコキュートとは、空気中などから熱を集めて大きな熱エネルギーとして利用するヒートポンプ技術を使ってお湯を沸かす電気給湯器。熱を伝える冷媒には二酸化炭素を使用している。
 エコキュートはメーカー各社が使用している愛称であり、「自然冷媒(CO2)ヒートポンプ給湯器」が正式名称となる。01年4月にコロナが業界で初めて発売し、その後に家電メーカー各社が製品化を進めた。
 エコキュートでは空気中の熱をヒートポンプユニット内にある熱交換機で冷媒(CO2)に吸収させ、それを圧縮して高温にする。その熱を水に伝えてお湯を沸かす。ヒートポンプによって効率的に熱エネルギーを取り出すため、消費電力を低く抑えることができる。
 タンクにお湯をためる仕組みであるため、断水してもタンク内の水を非常用として利用することができる。実際、東日本大震災後には、断水した地域でタンク内の水が非常用として利用されたケースもある。


電波新聞拾い読み 2014年5月21日