トップページ > 電波新聞拾い読み > 2014年5月16日

電波新聞拾い読み 2014年5月16日

NTTドコモ 年内にも携帯・光回線セット割導入

 NTTドコモは14日、NTT東西地域会社の光回線サービス開放に伴い自社が持つ携帯電話と光回線を組み合わせた「セット割引」を、早ければ2014年中にも導入する方針を明らかにした。
 通信市場を長年独占してきたNTTグループはこれまで、ドコモの携帯と東日本・西日本の固定通信のセット割引が事実上認められてこなかった。ソフトバンクやKDDIは、NTTドコモのセット割引に対し「通信市場の競争促進をめざすNTT法の趣旨に反する」などと反対の姿勢を強めている。


主要家電量販店の4月売上高 反動減は「想定内」

 4月1日の消費増税前の駆け込み需要で、3月までは各社ともテレビをはじめ、エアコン、冷蔵庫、洗濯機が好調に推移。冷蔵庫や洗濯機は3月単月で前年比2倍以上の売れ行きだったところもあった。
 上場各社の13年度決算(13年4月-14年3月)も売上げは、おおむね順調に推移した。
 4月以降は各社とも反動減が見られ、ヤマダ電機では同15.2%減、エディオングループは同10.5%減、ケーズホールディングスは同19.5%減、ビックカメラグループが同16.9%減だった。
 ただ、ビックカメラでは「駆け込みの反動はあるが、週を追うごとに回復基調で推移している」とするなど、厳しい半面、明るさも出ていることを示唆している。
 一方で、パソコンは各社とも好調。ウインドウズXPサポート終了後も買い替え需要が続いており、4月の売れ行きも良い。
 ヤマダ電機では、PCとPCソフトが好調に推移しているほか、エディオングループは同57.5%増と大きく伸ばしている。ケーズホールディングスも、パソコン・情報機器が同27.8%増と堅調だった。


日本トムソン 売電事業を開始

 日本トムソンはも太陽光発電による売電事業を始めた。
 同社岐阜製作所(岐阜県美濃市)と土岐工場(同土岐市)の屋根に約5200枚の太陽光パネルを取り付けることで両工場で年間約1500万kWhの電力を発電する。


用語解説 低銀はんだ

 銀の含有量を減らしたはんだのこと。はんだはスマホや薄型テレビ、自動車などの電子回路を接続するために使われる。はんだ合金の一種で、250度C前後の熱を加えると溶融し、冷めると凝固する。合金成分としてかつては錫(Sn)、同(Cu)、鉛(Pb)が主流だった。だが鉛が環境にに与える影響から、現在は鉛に代えて錫と銅を素材に銀(Ag)を加えた製品が広く普及している。
 日本では2000年にJEITA(電子情報技術産業協会)が錫・銅を基材に、銀の含有量を3%(質量比)にした「業界標準品」(SAC305と呼ばれる)を定め、これまで家電、AVなど広く採用されてきた。
 銀ははんだのコストの約半分を占める。十数年前に比べて銀の価格が4-5倍に高騰した今、銀の量をいかにして減らすかが大きな課題。このため、はんだ業界では銀の含有量を3%から1%、またはそれ以下に減らす「低銀はんだ」の製品化を進める。銀の代わりにインジウム(In)やコバルト(Co)、アンチモン(Sb)、ゲルマニウム(Ge)など新しい材料を添加し、はんだの強度を高めている。


電波新聞拾い読み 2014年5月16日