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電波新聞拾い読み 2014年5月14日

移動電話国内出荷 3年連続マイナス

 JEITAとCIAJが13日発表した13年度の移動電話国内出荷台数は2301万6000台で前年を11.8%下回り、3年連続マイナスになった。このうち、スマホの出荷台数は1222万5000台、16.2%のダウン。累計でのスマホ比率は53.1%になった。
 公衆用PHSの年間出荷台数は143万台で4.2%減。
 通信事業者による機種数減少の施策に加え、海外メーカーとの競争激化で市場をけん引してきたスマホの出荷が大きく減少した。
 このため、出荷台数、スマホ化率ともに前年割れになった。3月単月の出荷台数は194万3000台で前年同月並み。スマホはこのうち66万7000台で前年同月比16.2%減。
 スマホ化率34.3%3カ月連続マイナス。PHSの出荷台数18万台は2%減。


パイオニアなど 片面256GBデータアーカイブ用次世代大容量光ディスク

 パイオニアは13日、パッケージメディア製造のメモリーテック(東京都港区)と片面256GB容量のデータアーカイブ用次世代大容量光ディスクを共同開発したと発表した。両面化技術を使えば最大512GBまでの大容量化が可能になる。
 両社が開発した大容量ディスクは記録層とガイド層を別にした分離型構造を採用。光ディスクの片面に32GBの記録層を8層に積層することで256GBを実現した。
 記録された光ディスクは特殊な信号処理をしなくてもブルーレイディスク対応ドライブでも再生可能。


NTTグループ14年3月期連結決算 売上げ2%増

 NTTグループの14年3月期連結決算は、稼ぎ頭の移動通信事業の落ち込みを長距離・国際通信事業とデータ通信事業がカバー、売上高は前年比2.1%増の10兆9252億円、営業費用が同2.2%増の9兆7115億円かかったため営業利益は同1%増の1兆2137億円、税引前純利益は同8.1%増の1兆2942億円、純利益は同12.2%増の5855億円。
 NTT東西などにより地域通信事業は営業費用を抑えたため減収減益。期末の「フレッツ光」の契約数は1805万となり、同75万契約増。
 NTTコムなどの長距離・国際得通信事業は、データセンターなどアウトソーシングへの取り組みを強化して増収増益。
 携帯電話の移動通信事業(NTTドコモ)は、割引制度や音声関連収入減が影響して同0.2%の減収だった。LTEサービスは年間で1040万増え、2197万契約になった。
 NTTデータなどによるデータ通信事業は、既存大規模システムの規模縮小による減収があったが、海外子会社の増収や為替変動が貢献して増収。営業利益は不採算案件の増加などで同21%の減益。


パナソニック ウエアラブルカメラの新型

 パソナニックは、身に着けて臨場感ある撮影ができるウエアラブルカメラ新製品として、世界で初めて4K30p(30フレーム/秒)撮影が可能な「HX-A500」を6月12日から発売する。
 新製品は、高品位なセンサー、エンジン、レンズを採用。画質を大幅に高め、貴重な思い出を高画質で鮮明に残し、リアルに追体験できる。
 センサーは有効画素数約903万(16:9)の1/2.3型「新・大型セル&裏面照射型高感度MOSセンサー」を採用し、高精細化した。
 また、高速処理が可能な動画処理エンジンと、大型化したセンサーに対応できる新開発の高解像度レンズシステムを採用する。これらにより4K30p撮影を実現、従来のフルハイビジョン画質も大きく向上させた。
 カメラ部と本体部が分かれた二体型スタイルを採用。カメラ部が小型・軽量で撮影時の負担が少なく、カメラ部を装備したまま手元の本体部で操作できることが特徴。
 本体部には、新たに液晶モニターを搭載することで、画角撮影設定の確認など本体部だけで行えるようになっている。ジョイスティックにより各種設定もスムーズ。
 撮影後は、ウエアラブルカメラ業界初の「ムービースライドショー」で自動編集・保存が可能。見どころのシーンを抽出し、映像効果や音楽を付け加えた短い動画に仕上がるため編集の手間が省け、Wi-Fi内線・NFC対応によりSNSなどに簡単にアップロードでき感動を共有できる。
 水中や急な雨、雪山でも使える防水設計(IPX8/推進8m・30分)、防じん設計となっている。
 市場想定価格は税別4万2000円前後。


オリンパス 先進機能を搭載したコンパクトデジタルカメラ

 オリンパスイメージングは、アウトドアでの撮影に最適な防水コンパクトデジタルカメラの最上位モデル「OLYMPUS STYLUS TG-3 Tough」を6月上旬に発売する。
 「Toughシリーズ」は、防水・防じん、耐落下衝撃、耐低温の3大タフ性能を備える。水中や雪山登山など、従来のカメラが苦手としていた場面でも安心して撮影できることをコンセプトとしたモデル。
 同シリーズのフラグシップモデル「TG-2 Tough」は、13年にプロスキーヤー・登山家の三浦雄一郎氏がエベレストに登頂する際にも、遠征隊が携行した。
 新製品は、厳しい使用環境に耐えうるタフネスと、厳しい撮影環境で最高の写真を残すF2.0の明るいレンズ、マクロ撮影機能に加え、GPS、Wi-Fiのような先進機能を搭載したアウトドアカメラ。
 市場想定価格は税別4万8000円前後。


用語解説 HIDランプ

 HIDとは、High Intensity Dischargeの略で、フィラメントが発光する白熱電球とは異なり、蛍光ランプのように電極間の放電を利用して発光するランプのこと。
 フィラメントを使用していないため、白熱電球と比べて長寿命と高効率を実現しており、様々な分野で利用されている。
 例えば、HIDランプの一種である、水銀とハロゲン化金属(メタルハライド)の混合蒸気中の放電で発光するメタルハライドランプは、テレビや映画などの演出用照明として利用されている。高輝度、高効率、色温度などの特徴が多様な分野への展開を可能にした。
 LED照明の普及に伴い、従来HIDランプが使われていた用途からLED照明への切り替えが進んでいる。LED照明の高輝度化が進展したことで、同等性能を実現した製品が増えているためだ。
 中長期的にはHIDランプは減少傾向にあり、メーカー各社はLED照明へのシフトを急いでいる。


電波新聞拾い読み 2014年5月14日