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電波新聞拾い読み 2014年5月2日

韓国サムスン電子 EU独禁法違反調査で制裁金回避

 韓国サムスン電子が米アップルに対して携帯電話の特許侵害・販売差し止め訴訟を相次ぎ起こし、欧州連合(EU)欧州委員会がEU競争法(独占禁止法)違反の疑いでサムスンを調査してきた問題で、欧州委は4月29日、差し止め訴訟を5年間自粛するとのサムスンの提案を受け入れると発表した。これで調査は集結し、サムスンは巨額の制裁金を免れる。
 欧州委によると、サムスンは自社が特許を有する携帯電話の標準技術をめぐり、他社の使用を認めると約束しながら、米アップルには許可せず、法廷闘争を展開した。


米ギブソン フィリップスの音響事業買収

 米楽器大手ギブソン・ブランズは4月28日、オランダの総合電機大手フィリップスの音響・映像関連事業を買収すると発表した。
 ギターの製造・販売で知られるギブソンは1894年創業の老舗。12年に日本の音響機器メーカー、オンキヨーに出資したほか、昨年は日本のティアックを傘下に収めるなど、M&Aによる事業拡大を進めている。


ソニー ノイズ低減のICレコーダ

 ソニーは、ICレコーダの新モデル「ICD-PX440」を5月下旬から発売する。市場想定価格は6000円前後。
 新製品は、直接パソコンと接続できるスライド式USB端子を搭載。ケーブルいらずで音声や音楽ファイル、データを転送できる。単4形アルカリ乾電池2本で、最長約96時間の長時間の録音に対応できる。
 再生時のノイズを大幅に低減する「強力ノイズカット」や、シーンに適した録音設定ができる「シーンセレクト」などの便利な機能を搭載。自然な音を録音できるステレオマイクを使って、ビジネスや稽古などを4GBの内蔵メモリーに長時間録音できる。
 録音/再生形式がMP3、フォルダ数が400、最大ファイル数が4074ファイル。


用語解説 SIMカード

 Subscriber Identity Module Cardの略で、電話番号や契約者情報が入ったICカードのこと。携帯電話やスマホの端末に挿し込むことで、端末と電話番号を火も点け誌、通信や通話ができるようになる。SIMカードを差し替えることで電話番号をほかの電話端末で使えるようになるほか、1台の端末で複数の番号を使うことも可能だ。
 日本の場合は端末を携帯電話キャリアが販売しており、特定のキャリアの端末でしか利用できないようロックをかけていることが多い。一般的にSIMロックと呼ばれており、SIMカードを抜いてほかのキャリア端末で利用できないようになっている。ただ2010年に総務省がSIMロックの解除に関するガイドラインを公表し、その後、一部でSIMロックが解除できる「SIMロックフリー」端末も出てきている。
 最近はMVNO(仮想移動体通信事業者)がSIMカードを発売し、このカードをSIMロックフリー端末に挿し込むことでMVNOのサービスが利用できるようになっている。

電波新聞拾い読み 2014年5月2日