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電波新聞拾い読み 2014年4月16日

パナソニック IEEEマイルストーンに電池3分野で認定

 米国電気電子学会(IEEE)が「IEEEマイルストーン」に認定した「日本の一次・二次電池産業の誕生と成長、1893」で、パナソニックは乾電池、リチウム一次電池、ニッケルカドミウム電池(ニカド電池)の分野における貢献が評価され、同社として初めての認定を受けた。日本では19件目の認定。
 同社は、1931年にマンガン乾電池の自社生産を開始して以来、アルカリ乾電池、リチウム一次電池など一次電池を開発、商品化し、市場けん引してきた。
 1954年には、国産初となる完全金属外装缶のマンガン乾電池の開発に成功し、使い勝手を高め乾電池普及に寄与している。
 リチウム一次電池は、1971年に同社が業界に先駆けて開発し、通信機などの長時間駆動や電卓、電子時計などの小型・薄型化を可能とした。二次電池では、1958年にニカド電池の本格生産を開始。電動工具、シェーバーなどポータブル機器の市場創出と普及を後押しした。
 同社のほか、1893年に乾電池の発明特許を取得した屋井乾電池が、1895年に日本で初めて鉛蓄電池の試作に成功したGSユアサも認定された。


サムスンSDI 長寿命曲面型リチウム電池

 韓国のサムスンSDIはウエアラブル機器用の曲面型リチウム電池を開発した。同社によると、容量は210mAhで、これまでに同社が販売してきたリストバンド型スマート機器用電池型より5倍の寿命という。
 同電池は4月11日販売開始されたサムスン電池のスマート型リストバンド「ギア・フィット」に搭載されている。
 同社ではフレキシブルなアルミホイルを使うことでサムスンのリストバンドの形状に合わせ折り曲げを実現した。今回利用した同社の折り曲げ技術”Vベンディング”はサイズの縮小と容量の拡大をもたらす、と同社は説明している。


ウエアラブル端末世界出荷 18年まで年平均78.4%で増加と予測

 米IDCが発表した世界のウエアラブルコンピュータ端末市場見通しによると、14年の世界出荷台数は前年比3倍強の1900万台。以後、年平均78.4%で増加を続け、18年には1億1190万台に達する見込み。


用語解説 4K

 画面表示画素が横約4000×縦約2000(約800万画素)の解像度を持つ映像のことを総称していう。Kは1000のことで、横の画素に対して4Kと表現している。フルハイビジョンは横1920×縦1080(207万3600画素)で、通称フルHDや、横の画素が約2000であることが多い。4KはフルHDの4倍の画素を持つことから、4K解像度を実現し高精細表示ができる表示装置などは、次世代ディスプレイやテレビとして注目されている。
 一般的に、テレビなど横3840×縦2160(829万4400画素)の解像度を持つ規格がITUで定められている。4K UHDTV(ウルトラハイディフィニッションテレビ)となっている。一方で、映画制作会社などのデジタルシネマイニシアティブ(DCI)で定められている横4096×縦2160のDCI 4Kもあり、映画などはDCI 4Kで上映されているものが多い。
 現在、テレビメーカー各社は、次世代テレビとして4K対応テレビを発売しており、4Kテレビ市場が拡大するとみられている。


電波新聞拾い読み 2014年4月16日