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電波新聞拾い読み 2014年4月10日

日本マイクロソフト XPサポート終了

 日本マイクロソフトは9日、WindowsXPのサポート終了に伴い会見した。
 WindowsXPは、9日(日本時間)セキュリティに対する最終の更新プログラムが配布され、サポートが終了した。
 XPは、2001年10月の発売以来、約12年半にわたりサポートが続けられてきた。同社では、07年に14年4月のサポート終了を発表、13年4月9日から向こう1年間を「移行支援強化期間」として、業界各社や官公庁、関係団体などと協力して啓蒙活動や最新の環境への移行を推進・支援してきた。
 加治佐業務執行役員最高技術責任者は「01年当時と現在では、環境が大きく変化している。当時は、脆弱性への対応など単純な対策で対応できたが、現在は多層防御が必要になり攻撃の目的も愉快犯的なものから、サイバーアタックなど金銭目的、国家的な組織によるものに変化してきている」と、セキュリティの脅威増大を強調した。
 同社では「サポート終了後もモニタリングなどで情報を提供するが、Windows8.1などできるだけ早く最新環境への移行計画を検討してほしい」と強調している。


NTTドコモ 6月メドに新料金プラン

 NTTドコモが、スマホ利用者の負担軽減につながる新料金プランを6月をメドに導入することが、9日わかった。データ通信料金を家族で共有できる仕組みと、定額制の音声通話料金の導入が柱。
 ドコモの現行データ通信料プランでは、月額5700円で月間7GBまで高速データ通信の利用が可能だが、1人当たりの平均利用料は約2GBにとどまり、利用者が割高に感じるケースが多い。新プランでは、業界で初めて課金を個人ではなく家族単位で行い、10GBまでを1万円程度で共有できるようなプランを導入する。家族4人で共有すれば、1人当たりの負担は現行の半額程度に抑えられる。
 一方、音声通話の定額料金は、月額2000円台で、通話相手を限定せずに国内通話を限定せずに国内通話を使い放題とする方向で調整している。高速通信LTE対応のスマホの現行料金プランには無料通話分がなく、通話料を別途課金されるため、LINEなどの無料通話アプリの利用が広がっている。


中国レノボ NECから携帯電話関連特許を買収

 中国のレノボグループ(聯想集団)は、NECから携帯電話関連の特許約3800件を買収したと発表した。
 レノボが取得したのは、3GやLTE技術に関する標準必須特許と、スマホに使用されるさまざまな機能・技術に関連する特許。
 レノボは世界最大のPCメーカとして知られているが、ここ数年はPCのほかに複数のモバイル機器を所有する「PCプラス」というコンセプトを打ち出し、スマホやタブレット事業を強化している。
 NECとは、11年に双方のPC事業を統合。一時は、携帯電話事業統合でも交渉を進めていた。NECは昨年、スマホ事業から撤退している。


用語解説 UNIX

 複数ユーザーで複数の処理ができる(マルチユーザー、マルチタスク)コンピュータシステム用のOS(基本ソフト)。C言語で記述(プログラム)されており、学術機関やコンピュータメーカーなどがそれぞれ拡張を行っているため、さまざまなUNIX-OSが存在している。
 UNIXはセキュリティも高く安定した運用ができることから、大規模なデータベースシステムなどでも活用されており、学術機関の研究用システムや企業の基幹システムなどのサーバーOSとしても利用されている。
 現在、主に流通しているUNIX-OSでは、メーカー系ではサン・マイクロシステムズ(現オラクル)が開発した「Solaris(ソラリス)」をはじめ、ヒューレット・パッカードの「HP-UX」、IBMの「AIX」などがある。リーナス・トーパルズ氏が開発した「Linux」もUNIXの派生として生まれた。
 最近は国内ではUNIX用サーバーは減少傾向だが、多くの企業や機関で運用、サーバーシステムなどが継続的に発売されている。


電波新聞拾い読み 2014年4月10日