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電波新聞拾い読み 2014年3月31日

「XP」パソコン移行大詰め

 マイクロソフトのパソコン用基本ソフト(OS)「WindowsXP」のサポートが終了する4月9日まで残り10日となった。4月からの消費税増税もあり、現在パソコン販売は好調に推移しており、3月は量販店の店頭販売も数量で約2倍と大きく伸びている。法人向けも13年中盤から前年比で2桁成長をしており、今年に入りさらに加速している。買い替えは4月以降も続くとみられ、各社とも最後の提案に力を入れるとともに、XPユーザーに対しセキュリティの注意を喚起することで買い替えにつなげていく構え。


パナソニック 尼崎第5工場売却へ

 パナソニックは27日、プラズマテレビ向けパネルを生産していた尼崎工場(兵庫県尼崎市)第5工場を、不動産投資顧問会社のセンターポイント・ディベロップメントに売却すると発表した。工場の敷地を所有する兵庫県や尼崎市などと基本合意した。9月末までに売却する予定。
 パナソニックは、プラズマテレビの生産を昨年末に終了し、製造拠点の工場を今月末で全面停止する。
 また、AV機器向けなどの電源や関連部品事業について、日本マニュファクチャリングサービスに譲渡することで基本合意した。


バッファロー USB3.0対応ポータブルハードディスク

 バッファローは、キズが目立たない表面処理に加え、十字のテクスチャーデザインがアクセントのUSB3.0対応ポータブルハードディスク「HD-PLFU3シリーズ」(容量2TB、1TB、500GB)を4月下旬に発売する。価格(税込み)は、9870-2万895円。
 新製品は、シンプルデザインとコンパクトサイズが特徴のポータブルハードディスク。容量ごとにサイズが異なる搭載ドライブに合わせて設定を最適化しており、容量2TBモデルでもわずか19.5mmの厚さで、カバンでの持ち運びでもかさばらない。


アイコム 車載型特定小電力無線機

 アイコムは、同時通話、交互通話、中継通話に対応。中継装置としても運用できる車載型特定小電力無線機「IC-MS5010」を28日に発売した。
 同時通話の内容をグループ内で共有できる疑似三者通話機能や、同時通話の相手を特定せず通話相手の切り替えが可能な1対N機能、空きチャンネルを自動的に検索して通話するMCA機能などを装備。円滑な情報共有をサポートする。
 また、交互/中継通話機能により、全体・グループ・個別のさまざまな呼び出し方式に対応。指令局的な運用のほか、中継装置としても動作可能。第三者に通話内容を漏れにくくする秘話機能を搭載。IP54の防じん・防待つ性能を備えることでほこりや水しぶきなどを気にせず使える。


中国総合通信局 同報系防災無線システムの低廉化で報告書

 中国総合通信局は昨年7月から3回、「同報系防災無線システムの低廉化に向けた調査検討会」を開催してきたが、このたび報告書をとりまとめた。
 東日本大震災を機に、自治体から住民への情報伝達手段のひとつとしてデジタル同報系防災無線システムが注目されているが、各家庭などへ配備する個別受信機の整備コストが大きな課題。
 本調査検討では、屋外アンテナが必要となる現行方式(16QAM)とは異なる、新たなデジタル方式(QPSK、4値FSK)を採用した場合の個別受信機の整備コスト削減効果を明らかにするため、岡山県浅口市で実地試験を行い、現行方式と新たなデジタル方式の受信状況や音声など評価を行った。
 実地試験結果、個別受信機(ロッドアンテナのみ)で受信可能な距離は、16QMの距離約1.0kmに対し、QPSKは約2.1倍、4値FSKは約2.3倍となった。またアナウンス音声は3方式とも良好だったが、4値FSKはサイレン・チャイムなどの単純な音源が音質が大きく劣化する結果になった。
 現行の16QAMと比べ、新方式は屋外アンテナの必要が少なくなることから、QPSKは約14%、4値FSKは約21%のコスト低減が見込まれる結果となった。
 報告書を受け取った齊藤局長は「今回の調査検討の成果、新たなデジタル方式導入によって現行方式よりもエリアの拡大が可能になるという重要な一点を確認することができた。エリアの拡大が可能になるということは送信箇所を減らすことができる。個別受信機の外部アンテナが不要になるとことで、工事を必要とする設置だけでなく、いろいろなところに配布しやすくなり、非常の時に避難所などに持ち運びや持ち出しもできる。少しでも早くこのようなものが導入されるよう、制度化と実用化に向けて働きかけていきたい」と話していた。


電波新聞拾い読み 2014年3月31日