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電波新聞拾い読み 2014年3月26日

三菱化学と大成建設 有機薄膜太陽電池の実証実験

 三菱化学と大成建設は、世界で初めて有機薄膜太陽電池を用いて発電する建物外壁ユニットを開発した。大成建設が都市型ゼロエネルギービル(ZEB)の実現に向け、建設を進めている技術センター(横浜市戸塚区)内の建物に導入し、実験を開始する、と24日発表した。
 太陽光発電は、パネルの設置面積が限られる都市部の建物ではより多くの発電量を確保するために、屋根や屋上面の設置に加え壁や窓などの側面を有効活用することが必須となる。建物の外壁に設置するには、サイズや色などデザインに対応できるフレキシブル聖夜計量、容易に交信ができることが必要となる。そのため本格的な外壁対応型太陽光発電パネルの実用化はされていなかった。


クールジャパン機構など2組織 テレビ番組海外展開で連携

 放送コンテンツ海外展開促進機構(BEAJ)と海外需要開拓支援機構(クールジャパン機構)は24日、日本のテレビ番組の海外展開を強化するため、連携すると発表した。両機構とも日本の優れた文化や商品の海外展開を支援する政府の「クールジャパン戦略」に沿った官民組織。
 外国で番組の放送枠確保や現地語化を支援するBEAJと、ファンドであるクールジャパン機構が手を組むことで、コンテンツ事業者への支援を強化し、アニメやドラマの効果的な海外展開を目指す。ファッションなど他分野の連携も進める。


NTTドコモ データ接続料を半減

 NTTドコモは24日、携帯電話会社の回線を借りてサービスを提供するMVNO(仮想移動体通信事業者)にデータ通信回線を貸し出す際の接続料を最大56.6%引き下げると発表した。13年4月にさかのぼり提供する。日本通信やインターネットイニシアティブ(IIJ)などMVNOは、「SIMカード」をスマホに差し込み、月額1000円以下の通信料金で利用できるサービスを展開している。今回の接続料引き下げによりMVNOの通信料金が下がる可能性もある。


ノキア 携帯事業売却完了時期が4月にずれ込む見通し

 フィンランドのノキアは24日、米マイクロソフトへの携帯電話・サービス事業の売却完了時期が4月にずれ込む見通しであると発表した。当初は今月末までの完了を見込んでいたが、アジアの一部規制当局からの承認が保留状態にあるためと、ノキアは説明する。


スマホ通信技術でアップル勝訴

 スマホなどのデータ通信に関する技術をめぐり、米アップル日本法人が、韓国サムスン電子の特許を侵害していないことの確認を求めた訴訟の判決が25日、東京地裁であった。
 長谷川裁判長は「特許侵害はない」と判断し、アップル勝訴を言い渡した。
 両社は複数の特許をめぐり世界各国で訴訟を起こしており、東京地裁での判決は4件目。うちアップル勝訴は、今回を含め3件目となる。
 問題とされた特許は、データ通信の際の電力制御に関する技術。
 長谷川裁判長は「アップルのこれらの技術は、サムスンの発明の技術的範囲に属していない」と判断。「特許権侵害に基づくアップルへの損害賠償請求権が、サムスンにあるとは認められない」と述べた。


電波新聞拾い読み 2014年3月26日