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電波新聞拾い読み 2014年2月7日

ソニー PC事業譲渡、テレビは分社化

 ソニーは6日、エレクトロニクス事業の再生に向け、パソコン(PC)事業の譲渡と、テレビ事業の分社化を決めた。両事業とも収益改善に取り組み、赤字からの脱却を目指してきたが、13年度の黒字化が困難と判断。今回の再編で販売、製造、本社部門の適正化をさらに進め、テレビ事業は14年度の黒字化を目指す。
 「バイオ」ブランドで展開するPC事業は同日、日本産業パートナーズ(JIP)に譲渡することで意向確認書を締結。今後PC事業の精査をした上で今年3月末までに事業譲渡に関する正式契約を締結する。
 事業譲渡に伴い、ソニーはPC製品の企画、設計、開発を終了し、製造販売も14年春モデルを最後に事業を収束する。新会社は長野テクノロジーサイト(長野県安曇野市)を拠点に、まずは国内を中心に製品展開を図る。当初はソニーが5%出資をする。
 テレビ事業は今年7月をメドに事業を分社化し、完全子会社として運営する。フルハイビジョン(HD)の4倍の画素を持つ高精細4Kテレビを中心に「付加価値の高い製品の販売構成比を拡大し高付加価値製品戦略を加速する」。成長が見込める新興国市場に向けては、地域ごとの市場にあわせた機種を投入する計画。
 子会社化に関し、平井社長は「分社化により迅速な経営ができるようになる。スマホやゲームも子会社で運営し成果をあげていることから、このやり方をテレビにも取り入れる」とした。


電波新聞拾い読み 2014年2月7日